バイエルンのナーゲルスマン監督 [写真]=Getty Images
バイエルンは今夏、プレシーズンマッチで未勝利のままブンデスリーガ開幕を迎えることになり、その戦いに注目が集まっている。12日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。
2020-21シーズンまでライプツィヒを率いていたユリアン・ナーゲルスマン監督を7月に迎えてプレシーズンを始動させたバイエルンだが、ここまでプレシーズンマッチでケルン、アヤックス、ボルシアMG、ナポリと対戦して2分2敗。ついに今月13日に迎えるブンデスリーガ開幕を前に、対外試合で勝利を収められなかった。
この状況に、クラブのOBであるローター・マテウス氏は「バイエルンのスターティングイレブンは確かに最高だが、先発の11人を除いた場合、ライプツィヒの方が負傷や出場停止などの危機的状況に対応できると思う」とコメント。DFダヴィド・アラバやDFジェローム・ボアテングらの退団を踏まえて、選手層の薄さを指摘した。
また、同氏は「だからといってライプツィヒがチャンピオンになるとは限らないが、私はバイエルンが優勝することを願っている。そしてドルトムントやレヴァークーゼン、ヴォルフスブルクの方が層が厚いようにも感じられる。2020年に全てのタイトルを獲得した時、バイエルンは選手層の厚さという点で非常に有利な立場を築いていた。しかし昨シーズンはそれができなくなり、今シーズンはさらに複数の選手がチームを去っていったんだ」と語り、タイトルを逃す可能性を危惧した。
ナーゲルスマン監督の下、今シーズンのバイエルンはどのような戦いを見せるのだろうか。開幕節は、プレシーズンマッチで0-2の黒星を喫している相手であるボルシアMGと対戦する。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト