バイエルン移籍で批判されるタンギ・クアシ [写真]=Getty Images
今夏バイエルンへの移籍を決断したと報じられているパリ・サンジェルマンの逸材タンギ・クアシが、激しい批判にさらされている。ドイツ紙『ビルト』によると、元フランス代表でかつてパリ・サンジェルマンで6年間プレーしたジェローム・ロテンがクアシの振る舞いを強く批判しているという。
「クアシが見せている態度には反対だ。こういった若い選手がパリ・サンジェルマンのようなビッグクラブでキャリアをスタートさせる機会を得たのなら、クラブに残って恩返しをする義務がある」
クアシはリーグ・アン王者のパリ・サンジェルマンからの契約オファーを断ってバイエルン移籍を決意したというが、トーマス・トゥヘル監督は同選手を高く評価していたという。
「彼はずっと信頼されていたのになぜあのような態度をとれるのか理解ができない。このメンタリティーはひどいよ。若いプロサッカー選手を嫌いになってしまうのは彼らのこういう姿勢が原因だ」
移籍報道で批判されるクアシだが、両クラブからの正式発表はまだない。果たして、来季はどのクラブでプレーするのだろうか。