フランクフルトの鎌田大地(写真は19年9月のドルトムント戦)[写真]=Bongarts/Getty Images
フランクフルトに所属するMF鎌田大地が、26日に行われた第28節のフライブルク戦で待望のブンデスリーガ初得点を決めた。これで今シーズンの公式戦では合計9ゴールに伸ばした。
鎌田は、1-3の2点ビハインドで迎えた79分にペナルティエリア内でパスを受けると、一度は相手DFにボールを奪われたが、粘って追いかけて相手の隙をついてボールを押し込み、ブンデスリーガ初得点を記録した。なお、チームは3-3の引き分けに持ち込み、連敗を5で止めた。
現在23歳の鎌田は、2017年夏にサガン鳥栖からフランクフルトに移籍。初年度の2017-18シーズンはブンデスリーガの開幕戦でスタメンに抜擢されたものの、その後は出場機会に恵まれず、公式戦4試合の出場にとどまった。18-19シーズンはベルギーのシント・トロイデンにレンタル移籍し、公式戦36試合に出場して16ゴールを挙げる活躍を見せた。
武者修行から戻った今シーズンは開幕前にセリエAへの移籍も噂されたが、チームに残留してレギュラーにも定着。これまで公式戦40試合に出場し、ヨーロッパリーグのアーセナル戦で2ゴールを決めるなど計8得点を記録していた。ブンデスリーガでは2019年12月6日に行われた第14節のヘルタ・ベルリン戦でVARによってゴールが幻になるなど得点が遠かったが、通算25試合目の出場で待望のブンデスリーガ初得点を決めた。
By サッカーキング編集部
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