2010年からシャルケに所属するDF内田篤人 [写真]=Bongarts/Getty Images
15日にシャルケのSD(スポーツ・ディレクター)に就任したクリスチャン・ハイデル氏が、昨年3月7日以来離脱しているDF内田篤人について、地元紙『デア・ヴェステン』に対し「6月にはゲルゼンキルヒェン(シャルケの本拠地)に戻ってくると期待している」との見通しを明かした。ドイツ誌『kicker』日本語版が24日に伝えた。
昨年6月に右ひざの手術を受けて負傷離脱が続く内田は現在、日本でマインツ所属のFW武藤嘉紀とリハビリを行っているという。マインツ時代に武藤も知るハイデル氏は環境について「とてもいいクリニックだよ。トップレベルだ」と評価。なお、両選手は24日に行われた日本代表の欧州組による合宿にも、リハビリ組として参加していた。
ハイデル氏は、内田を来シーズン開幕からのオプションになるとは考えていないようで、「1年以上も離脱していたんだよ」とコメント。だが「彼はとてもいい選手だ」と、すでに内田を気に入っているという。