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PSG新監督、ドンナルンマを正GKとして起用か…K・ナバスは今夏に退団?

2022.07.08

PSG所属の(左)K・ナバスと(右)ドンナルンマ [写真]=Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG)のクリストフ・ガルティエ監督は、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマを2022-23シーズンの正GKに起用する可能性が高いようだ。7日、フランス紙『レキップ』が伝えている。
 
 現在PSGには、ドンナルンマとコスタリカ代表GKケイラー・ナバスというワールドクラスのGKが2人所属している。どちらも高いシュートストップ能力を誇り、代表チームでは守護神として活躍している。2021-22シーズンは、この2選手の間で正GKをめぐる熾烈なポジション争いが展開され、ドンナルンマが公式戦24試合出場、K・ナバスが公式戦26試合出場と、互いに出場機会を分け合っていた。

 2022-23シーズン開幕に向け、注目が集まるPSGの正GK争いだが、先日就任が発表されたガルティエ監督は、ドンナルンマを正GKとして起用することを考えているようだ。『レキップ』によると、ガルティエ監督とPSGのスポーツ・ディレクターを務めるルイス・カンポス氏は、両選手の年齢について考慮しているとのこと。35歳のK・ナバスに対しドンナルンマは23歳と若く、さらなる成長が見込まれることや、中長期的なチーム力強化のためには、より若いGKを起用した方が良いとの考えから、ドンナルンマを正GKとして起用するという決断に至ったとされている。

 『レキップ』は、こうしたことから、K・ナバスが今夏にPSGを退団し、新天地を求める可能性が高まっていると指摘。同選手にはベンフィカやナポリが関心を寄せているとも伝えられているが、現時点で交渉は進んでいない模様。同紙は、K・ナバスの年俸や移籍金の推定額は決して低いものではないため、売却交渉が難局化する可能性も低くないとの見方を示している。

 なお、ガルティエ監督は、ドンナルンマの正GK起用を望んでいるものの、同選手にさらなるパフォーマンス向上を求めているとも伝えられている。とりわけ、不安定さが目立つ後方からのビルドアップ時のプレーについては、改善を求めているようだ。

By サッカーキング編集部

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