PSGのポチェッティーノ新監督 [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)は2日、アルゼンチン人指揮官マウリシオ・ポチェッティーノ氏の新監督就任を発表した。契約期間は2022年6月30日までとなり、1年の契約延長オプションが付帯している。
PSGは2020年12月29日、トーマス・トゥヘル前監督の解任を発表。トゥヘル監督は昨季のチャンピオンズリーグ(CL)でクラブを準優勝に導き、今季は強豪ひしめくCLグループステージで首位通過を決めた。しかし、リーグ・アンでは第17節を終えた時点ですでに4敗を喫し、PSGは現在3位につけている。また、トゥヘル監督が解任された背景には、フロントとの関係悪化も噂されている。
現在48歳のポチェッティーノ氏は、2009年1月に現役時代の古巣エスパニョールで監督キャリアをスタートさせた。2013-14シーズンはサウサンプトンを指揮し、2014年夏から5シーズンに渡ってトッテナムで指揮を執った。
トッテナムでは若手を積極登用し、前線からのハイプレスなど強度の高いスタイルでクラブを躍進に導く。2018-19シーズンのCLでクラブ史上初の決勝進出を果たしたが、翌19-20シーズンは不振に陥る。2019年11月に同クラブから解任されて以降は、フリーの状態となっていた。
なお、ポチェッティーノ氏は現役時代の2001年から3シーズンにかけてPSGでプレーした経験があり、今回は2003年以来の“復帰”となる。また、監督キャリア初のリーグ・アン挑戦となる。
Welcome Mauricio Pochettino 👋 pic.twitter.com/sMXDA7p5Hh
— Paris Saint-Germain (@PSG_inside) January 2, 2021