PSGのファン約3000人がスタジアム外から応援 [写真]=Icon Sport via Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)は、11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグでドルトムントと対戦し、2-0の勝利を収めて2試合合計3-2で4シーズンぶりのベスト8進出を決めた。
同試合は新型コロナウイルス感染拡大の影響により無観客で行われたが、試合前からPSGのファンが試合会場の本拠地パルク・デ・プランス周辺に集結。欧州メディア『ユーロニュース』によると、約3000人のファンが集まり、試合会場の外でチャントを歌い、発煙筒を焚いてチームバスを出迎えていた。
🔥行け!PSG!! 🔥
🔴🔵 #ICICESTPARIS pic.twitter.com/XscnZyqvt1
— PSG Japan (@PSGJapan) March 11, 2020
また、スタジアム内には3つの横断幕の設置が許されていたようで、最も大きいものには「我々の唯一のウイルスはPSGだ」と書かれていたという。キックオフ後もスタジアムの外から歓声が鳴り響き、花火も上がるなど、無観客の中で戦う選手たちを後押し。外にいるファンの様子はスタジアム内のスクリーンに映され、選手たちは試合後にファンが見えるスタジアム内の通路から勝利を報告して喜びを分かち合ったようだ。
❤️ 𝐌𝐀𝐆𝐍𝐈𝐅𝐈𝐐𝐔𝐄 💙#ICICESTPARIS pic.twitter.com/SBs4R7Be03
— Paris Saint-Germain (@PSG_inside) March 11, 2020
フランスでは11日時点で新型コロナウイルスの感染者が2000人を超え、約50人が亡くなっている。フランス政府は8日に1000人以上が集まるすべてのイベントを禁止することを発表。これを受けて、パリ警察は9日にPSG対ドルトムント戦を無観客で開催することを発表していた。
11日付けのフランス紙『レキップ』よると、今回のファンの集結は、PSGのサポーターグループの1つ『Collectif Ultras Paris』が主導したようで、事前にパリ警察から例外的に許可をもらっていたという。
10日に行われたチャンピオンズリーグのバレンシア対アタランタ戦も無観客で開催されたが、スタジアムの外にはバレンシアのファン約2000人が集まってチームを応援していた。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト