PKを決め喜ぶイブラヒモヴィッチ(中央) [写真]=Getty Images
リーグ・アン第9節が4日に行われ、パリ・サンジェルマンとマルセイユが対戦した。
今シーズン開幕から無敗を維持し首位に立つパリ・サンジェルマンは3連勝をかけてホームにマルセイユを迎える。そのマルセイユは8試合を終えて未だ2勝と苦戦。3試合ぶりの白星を目指す。
パリ・サンジェルマンは11分と23分にズラタン・イブラヒモヴィッチがエリア内でシュートチャンスを迎えたが、いずれもGKに阻まれゴールならず。すると30分にアウェーのマルセイユが試合を動かす。左サイドのアブデラジズ・バラダが右足でアーリークロスを上げると、ゴール前に走り込んだミヒー・バチュアイが頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。
しかしパリ・サンジェルマンもすぐに反撃に出る。41分、相手のミスキックでDFラインの裏に抜けだしたイブラヒモヴィッチがエリア内でGKに倒されPKを獲得。これを自らゴール左に蹴り込み、試合を振り出しに戻す。
さらに44分、右CKをファーサイドのイブラヒモヴィッチが頭で折り返すと、ボールがDFの手に当たり主審はPKの判定。2本目となったPKを今度はゴール右に決めたイブラヒモヴィッチだが、キックの前に味方選手がペナルティエリア内に入ったとしてやり直しを命じられる。それでも、3度目のPKを枠の左にきっちり沈めパリ・サンジェルマンが逆転に成功。そして、イブラヒモヴィッチはこの得点で同クラブでのゴール数を「110」に伸ばし、元ポルトガル代表FWペドロ・パウレタ氏の「109」ゴールを抜いて、クラブ歴代最多得点記録を更新した。
試合はこのまま逃げ切ったパリ・サンジェルマンが2-1で勝利を収め、開幕からの無敗をキープ。2位アンジェとの勝ち点差を5に広げている。
次節、パリ・サンジェルマンは17日に敵地でバスティアと、マルセイユは同日にホームでロリアンと対戦する。
【スコア】
パリ・サンジェルマン 2-1 マルセイユ
【得点者】
0-1 30分 ミヒー・バチュアイ(マルセイユ)
1-1 41分 ズラタン・イブラヒモヴィッチ(パリ・サンジェルマン)
2-1 44分 ズラタン・イブラヒモヴィッチ(パリ・サンジェルマン)
By サッカーキング編集部
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