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18歳でレアル加入も鳴かず飛ばず…ヘイニエル、母国アトレチコ・ミネイロに完全移籍が決定

2025.08.09

レアル・マドリードのトップチームで出場できないまま退団が決定 [写真]=Getty Images

 アトレチコ・ミネイロは8日、レアル・マドリードからブラジル人MFヘイニエルが完全移籍で加入することを発表した。契約期間は2029年12月末までとなる。

 2002年1月19日生まれのヘイニエルは、2019年8月にフラメンゴでトップチームデビューを飾った。2019シーズンのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)では、14試合の出場で6得点2アシストをマーク。欧州ビッグクラブによる争奪戦の末に、18歳を迎えた2020年1月20日、移籍金3000万ユーロ(約52億円)でレアル・マドリードへの完全移籍が決まった。

 最初の半年間はレアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)でプレーし、2020年夏からは2年間、若手の登竜門ドルトムントに期限付き移籍した。しかし、2シーズンで公式戦39試合出場、先発は4回にとどまり、レンタル終了で退団。その後はジローナやフロジノーネ(当時セリエA)、グラナダ(ラ・リーガ2部)とレンタル先を転々したが、いずれのクラブでも定位置確保には至らなかった。

 今夏に戻ってきたレアル・マドリードにも当然居場所はなく、カスティージャで練習を積んでいた。そんなヘイニエルに対してアトレチコ・ミネイロが関心を示し、保有権を50パーセントずつシェアする形でレアル・マドリードと合意に至ったようだ。つまり、ヘイニエルが将来的に活躍し、多額の移籍金で再び欧州のクラブに引き抜かれることになれば、レアル・マドリードは投資の一部を回収できるはずだとスペイン紙『アス』は伝えている。

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By サッカーキング編集部

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