アトレティコ・マドリードの一員になったガラン [写真]=Getty Images
今夏の移籍市場でアトレティコ・マドリードに加入したスペイン人DFハビ・ガランが、同クラブ入団会見に臨んだ。5日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
1994年11月19日生まれのガランは現在28歳。プロキャリアのスタートは、当時地域リーグのバダボスという地元クラブ。そこからコルドバのBチーム及びトップチームを経て、2019年1月にラ・リーガ残留に向けた新戦力としてウエスカに加入した。2021年夏からはセルタに活躍の場を移すと、在籍2シーズンでクラブ公式戦通算79試合に出場。左サイドの“弾丸”として相手守備陣に風穴をあけるなど、攻撃面でも出色の出来を見せていた。
ラ・リーガ屈指の左サイドバックにまで上り詰めたガランは、今夏の移籍市場で補強第1号としてアトレティコ・マドリードに迎え入れられた。そんな、同選手は「説明することは簡単だ。子供の頃からフットボールが好きだった人はみんな、こんな日を夢見ている。僕は長年、少しずつ階段を上ってきた」と告白。続けて「プレフェレンテ、テルセーラ、セグンダB(現:プリメーラRFEF)、セグンダ、プリメーラと、あらゆるカテゴリーを経験したよ。だから今、アトレティコのようなビッグクラブに辿り着いたことは、これまでの努力が認められたことを意味する。夢のようだ」と万感の思いを明かした。
また、ガランは「自分の持っている力をすべて出し切り、レベルの高いチームメイトや監督、コーチングスタッフ全員から多くのことを学ぶつもり。このグループに貢献できると確信している」と決意。とりわけ「(ディエゴ・)シメオネは世界最高峰の監督で、多くのことを学べるだろう。時々、僕よりも試合中にピッチサイドで指示を出している彼の方が、何キロも走っているように見えることがある。それほどまでに、シメオネの発信するエネルギーは顕著だ」と“闘将”と称される指揮官について語っている。
プレースタイルとは裏腹に、地域リーグから一歩ずつキャリアを歩んできたガラン。ついに、ラ・リーガ3強の一角をなすアトレティコ・マドリードにまで辿り着き、自身初となるチャンピオンズリーグも待っている。
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By サッカーキング編集部
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