エイバルに所属する乾貴士(写真は7月6日のセビジャ戦)[写真]=Icon Sport via Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第37節が16日に行われ、MF乾貴士が所属するエイバルはホームでバジャドリードと対戦した。乾は2試合連続の先発出場で、トップ下で65分までプレーし、今シーズン2点目を記録した。
前節で残留を決めた15位のエイバルは、勝ち点「39」で並ぶ14位バジャドリードを本拠地に迎えて今シーズンのホームラストマッチに臨んだ。
エイバルは21分、左CKをペドロ・ビガスが頭でゴール右隅に流し込んで先制に成功。さらに28分、バックパスを受けた相手GKホセ・アントニオ・カロが足を滑らせると、猛追していた乾がフリーとなったボールをそのままゴールに運び込んで追加点を挙げた。
リードを広げたエイバルは38分にもチャンス。パブロ・デ・ブラシスが左サイドから絶妙なクロスを送ると、ペドロ・レオンがフリーでヘディングシュートを放ったが、これはクロスバーに弾き返された。
2点リードで折り返したエイバルは51分、左CKでペドロ・レオンが直接ゴールを狙ったが、GKカロの好セーブに阻まれた。一方のバジャドリードは69分、エネス・ウナルがエリア内でGKジョエル・ロドリゲスに倒されてPKを獲得。71分、キッカーのセルジ・グアルディオラは一度GKに阻まれたが、自らこぼれ球を押し込んで1点を返した。
その後はバジャドリードが1点を追って反撃を続けるが、エイバルはGKジョエルの好セーブ連発で得点を許さず。すると、エイバルは後半アディショナルタイム2分、シャルレスがエリア内で倒されてPKを得ると、キッカーのデ・ブラシスがゴール左隅に沈めて勝負を決めるゴールを挙げた。試合はこのまま終了し、エイバルは2連勝で暫定13位に浮上。バジャドリードは3連敗を喫した。
次節は19日に行われ、エイバルはアウェイでビジャレアルと、バジャドリードはホームでベティスと対戦する。
【得点者】
1-0 21分 ペドロ・ビガス(エイバル)
2-0 28分 乾貴士(エイバル)
2-1 71分 セルジ・グアルディオラ(バジャドリード)
3-1 90+2分 パブロ・デ・ブラシス(PK/エイバル)
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