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伝統の“マドリード・ダービー”について知っておきたい10のこと

2018.09.29

レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードが激突する [写真]=Getty Images

 29日のリーガ・エスパニョーラ第7節で、レアル・マドリードアトレティコ・マドリードによる“マドリード・ダービー”が開催される。8月15日に行われたUEFAスーパーカップでは、昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)王者であるアトレティコ・マドリードがチャンピオンズリーグ(CL)王者のレアル・マドリードに4-2で勝利。今シーズンの初タイトルを手に入れた。42日ぶりの再戦となる今回の一戦では、果たしてどちらが勝者となるのか。スペインの首都マドリードを二分する伝統のダービーマッチについて、知っておきたい10のことを紹介する。

■初対戦は112年前
両チームが公式戦で初めて対戦したのは、112年前のこと。1906年12月2日に行われた試合で、アウェイのレアル・マドリードが2-1の勝利を収めた。

■スペイン最多のダービーマッチ
1906年の初対戦以来、両チームは公式戦で271回対戦。バルセロナとエスパニョールによる“バルセロナ・ダービー”の259回を上回り、スペインサッカー界で最も対戦数の多いダービーマッチとなっている。なお、2014年の年始から数えて、両チームが対戦するのは今回が23回目。レアル・マドリードが最近4年間で最も多く対戦している相手が、アトレティコ・マドリードになる。

マドリード・ダービー

[写真]=Getty Images

■通算ではレアルが圧倒するが…
通算戦績は、138勝64分け69敗とレアル・マドリードが圧倒。しかし、ディエゴ・シメオネ監督がアトレティコ・マドリードの指揮官に就任した2011年12月以降のダービーに限ると、9勝9分け9敗と全くの五分になる。(注:2015-16シーズンのCL決勝でレアル・マドリードがPKにより勝利を収めた試合は引き分けとカウント)

■ロペテギ監督はダービー初勝利なるか
今シーズンからレアル・マドリードを率いるフレン・ロペテギ監督にとっては、人生で3度目の“マドリード・ダービー”となる。初ダービーは、1990年4月のこと。レアル・マドリードのGKとして、ビセンテ・カルデロン(アトレティコの前本拠地)での一戦にフル出場を果たし、3-3のドローに終わった。それから28年後の今年8月、監督としての初陣となったUEFAスーパーカップで2度目のダービーを経験。エストニアで行われた試合は、2-4で敗れてタイトルを逃した。ここまで1分け1敗と分が悪いが、今回は本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのゲームになる。ホームのファンの前で祝杯を挙げられるだろうか。

ロペテギ

[写真]=Getty Images

■ベルナベウを苦にしないアトレティコ
アトレティコ・マドリードは近年、敵地サンティアゴ・ベルナベウでの試合を苦にしていない。特にリーグ戦では、2012年12月に0-2の敗戦を喫して以降、5戦負けなし(3勝2分け)。レアル相手のアウェイゲームとしては最長の無敗記録になる。ロペテギ監督はこの嫌な流れを断ち切れるのか、注目される。

■ホームアドバンテージは存在しない!?
サッカーの試合ではホームチームが圧倒的に有利とされるが、近年の“マドリード・ダービー”はその通説が当てはまらない。特にリーグ戦では、アトレティコが4-0で勝利した2015年2月の試合を最後に、6戦連続でホームチームが勝利を逃している(4分け2敗)。ダービーマッチと言えば、現在の順位や調子は全く関係ないと言うが、“地の利”すら存在しないのかもしれない。

■古巣対戦
両チーム共に、今回のダービーが“古巣対戦”となる選手を抱えている。今夏、レアル・マドリードに加入したベルギー代表GKティボー・クルトワは、2011年から3年間にわたってアトレティコ・マドリードに在籍。正GKとして公式戦154試合に出場した。“白いユニフォーム”を着用して迎えるダービーマッチはこれが初めてのことになる。一方、アトレティコ・マドリードでは、ブラジル代表DFフィリペ・ルイス、スペイン代表MFサウール・ニゲス、同代表DFフアンフラン、スペイン人GKアントニオ・アダンの4名にレアル・マドリード在籍歴がある。

クルトワ

[写真]=Soccrates/Getty Images

■新たな“ダービー男”は?
“マドリード・ダービー”の歴代最多得点者はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドで、通算22得点をマーク。しかし、同選手は今夏にユヴェントスへ移籍した。現在、両クラブに在籍する選手のうち、ダービーで最も多くのゴールを奪っているのはアトレティコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンで“わずか”5得点。近年は「C・ロナウドのためのダービー」となってきたが、今回の一戦で新たな“ダービー男”が誕生するか。

■通算40回目のダービー
レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、出場すれば通算40回目の“マドリード・ダービー”を戦うことになる。クラブOBのパコ・ヘント氏とマノロ・サンチス氏の42試合に次ぐ歴代単独3位、現役選手としてはトップの記録だ。アトレティコでは、スペイン代表MFコケが現役最多の26試合に出場。クラブ歴代6位の記録となっている。

S・ラモス

[写真]=Fantasista/Getty Images

■背番号付きのユニフォームを着用した初めての試合
“マドリード・ダービー”は、スペインサッカー界で初めて背番号付きのユニフォームを着用して行われたゲームと言われている。1947年11月23日に行われた試合で、レアル・マドリードの選手たちが各自の背番号が入ったユニフォームを着用。当時としては、非常に画期的なことだった。

(記事/Footmedia)

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By Footmedia

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