ハメス・ロドリゲス(左)とジネディーヌ・ジダン監督(右)が話し合いの場を持った [写真]=Getty Images
レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が、同クラブ退団が噂されるコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスと話し合いの場を持ったようだ。スペイン紙『マルカ』が2日付で伝えている。
先月のFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016終了後にレアル・マドリード退団を示唆する内容の発言をし、多くのビッグクラブからの注目を集めたJ・ロドリゲス。同紙によると、話し合いにおいてジダン監督は同選手に出場機会を約束することこそしなかったものの、レアル・マドリード残留を望んでいると伝えた模様。そのうえで、同選手にもっとハードワークすることを求めたようだ。ジダン監督はJ・ロドリゲスの能力を認めながらも、孤立するような行動は同選手が状況を変えるためにならないと考えている。
この話し合いによってJ・ロドリゲスが残留を決断し、同選手の去就を巡る騒動はひとまず解決したと同紙は伝えた。ウェールズ代表FWギャレス・ベイルやスペイン代表FWルーカス・バスケスといった前線の選手が負傷離脱中と苦しい台所事情のレアル・マドリードにおいて、J・ロドリゲスにかかる期待は大きくなっていきそうだ。