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レアル期待の19歳DF、サッカーを始めたきっかけは『キャプテン翼』と明かす

2016.12.28

レアルからフランクフルトへレンタル移籍で加入しているバジェホ [写真]=Getty Images

 日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトのU-21スペイン代表DFヘスス・バジェホが、自身のキャリアやルーツについて語った。27日付のスペイン紙『マルカ』が独占インタビューを行った際のコメントを伝えている。

 現在19歳のバジェホは今夏、レアル・マドリードからのレンタル移籍でフランクフルトに加入した。ブンデスリーガ第16節終了時点で全試合に出場(先発は14試合)し、4位につけるチームの主軸に成長。その活躍ぶりに、レアル・マドリードとの契約が今シーズン限りで切れるポルトガル代表DFペペの後釜として、来夏の同クラブ復帰が噂されている。

 将来を嘱望されるバジェホは、インタビューで様々な質問に回答。「幼少期に最も興奮したクリスマスプレゼントは?」という質問に対しては、「キャプテン翼のビデオテープ」と答えた。理由については、「僕はサッカーを好きになるのが遅かった。当時の僕は、車のおもちゃで1日中遊んでいた子どもだったんだ。でも、祖父がキャプテン翼のビデオテープをプレゼントしてくれて、翼くんのとんでもないプレーを見たことで、サッカーへの興味が強くなり始めたんだよ」と説明。漫画『キャプテン翼』が、サッカーを本格的に始めるきっかけになったことを告白した。

 一方、レアル・マドリード復帰の可能性については、「今はフランクフルトでのプレーに集中しなければならない」とコメントしつつも、「いつの日かレアル・マドリードでプレーしたいという夢を僕は持っている」と語り、古巣復帰へ強い意欲を示している。

 なお『マルカ』は先日、公式サイトを通じてアンケートを実施。「ペペの契約延長とバジェホの復帰、どちらが良いか?」という質問に対して、1万5000人ほどの回答が集まった結果、「バジェホの復帰」を希望する票が全体の6割以上を占めた。地元ファンからも大きな期待を集めるバジェホの夢は成就するのか。今後の動向から目が離せない。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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