2016.07.06

脱税疑惑のメッシに懲役21カ月か…執行猶予付きで収監は回避へ

メッシ
バルセロナでプレーするFWリオネル・メッシ [写真]=AMA/Getty Images
サッカー総合情報サイト

 バルセロナに所属するFWリオネル・メッシが、スペイン最高裁から懲役21カ月の判決が下された。6日、大手メディア『スカイスポーツ』などが報じた。なお、メッシには210万ユーロ(約2億3000万円)、父のホルヘ・メッシ氏には159万ユーロ(約1億8000万円)の罰金が課せられている。一方で懲役刑については、スペインの法律では2年以下の刑には執行猶予が付いており、収監は免れる模様だ。

 メッシと父親のホルヘ・メッシ氏は2013年6月に脱税の疑いで告発された。容疑の内容は、2007年から2009年までの3年間、所得税を脱税したというもの。脱税額は3年間の合計で410万ユーロ(約5億2000万円)以上に達すると報じられた。メッシは課税回避を目的として肖像権収入を租税回避地(タックス・ヘイブン)の企業に譲渡したように見せかけ、不正な納税申告をしたと伝えられている。

 6月2日、ホルヘ氏とともに出廷したメッシは「自分は何も知らない。サッカーをすることに集中していただけで、それ以上には何もない。自分は父親と弁護士を信じている」と証言し、容疑を否定。約15分間の証言で「自分は言われた場所にサインをしただけ。このような問題には興味がなかったので、法律違反であるということへの認識はなかった」と、契約内容に関する説明をされていなかったと強調した。

 また、ホルヘ氏は「自分には法律の知識がないので、イエスかノーか、設問に対して返答していただけだ。私の目的は息子の人生の手助けをしてプレーに集中させること。法的指導、財政的指導が必要な時が来たようだ」と話し、「彼は契約書を読んでいない。サインが必要という場所に署名をしただけで、私は全てが順調で合法と伝えられていた」とメッシの無罪を主張し、担当弁護士の責任に言及。それに対し、検察官のマリオ・マサ氏はメッシとホルヘ氏が無実を証明できていないと主張していた。

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