レアルが獲得を目指すも、バイエルンにアラバ売却の意思はないようだ [写真]=Getty Images
レアル・マドリードがバイエルンに所属するオーストリア代表DFダヴィド・アラバの獲得を目指している。スペイン紙『アス』が14日に報じた。
報道によると、レアル・マドリードは先週、アラバ獲得を目指してバイエルンと交渉を行った。移籍金5000万ユーロ(約59億6000万円)を提示したが、オファーを拒否された模様だ。
レアル・マドリードはアラバの代理人を務める父のジョージ・アラバ氏と数回に渡って接触し、移籍の可能性を探ってきた。ただ、バイエルン側には同選手を売却する意思はないようだ。
バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)はスペイン紙『アス』に対して「(アラバ移籍の)扉は閉まっているよ。我々はレアル・マドリードと非常に良い関係を築いてきた。2008年以降、我々はヨーロッパにおいて、意に反する形で選手を売却したことはない」とコメント。2021年までの契約を結んでいるアラバの放出を完全否定した。
ただ、レアル・マドリードはアラバの獲得を諦めていない模様。『アス』によると、複数のポジションでプレーできる同選手の能力を高く評価し、獲得へ向けて再オファーを提示する意向のようだ。
アラバは1992年生まれの23歳。2008年にバイエルンの下部組織に加入し、2010年にトップチームに昇格した。同年1月にデビューを果たし、2011年にはホッフェンハイムへのレンタル移籍を経験。2011-12シーズンからバイエルンに復帰し、主力選手として活躍している。今シーズンはブンデスリーガで30試合出場2ゴールを記録し、4連覇に貢献した。
By サッカーキング編集部
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