シュートが決まらず悔しがるメッシ [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第18節が2日に行われ、エスパニョールとバルセロナが対戦した。
バルセロナに本拠地を置く両者による“バルセロナ・ダービー”。エスパニョールは年内最終戦でセビージャに敗れ、13位でこの一戦を迎える。一方バルセロナは、12月に日本でクラブ・ワールドカップを戦ったため消化試合が1試合少ないものの、アトレティコ・マドリードを得失点差で上回り、首位で2016年を迎えた。今年初戦となるダービーではリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの“MSN”が揃って先発した。
序盤、エスパニョールのプレスに苦しんだバルセロナは19分にチャンスを迎える。エリア内左でボールを受けたネイマールがメッシとのワンツーでゴール前に侵入。中央のスアレスにラストパスを送ったが、これがわずかにずれてしまいシュートにつなげることができなかった。
36分にはエリア手前ゴール正面の位置からのFKをメッシが直接狙ったが、シュートは右上隅のクロスバーを叩き、得点とはならない。さらに44分、エリア外右でボールを持ったアンドレス・イニエスタが思い切って左足を振り抜いたが、ここも枠を捉えることができず、試合はこのまま0-0で前半を折り返す。
後半立ち上がりにチャンスを作ったのもバルセロナ。48分、スアレスがDFをかわしてエリア内左に侵入し、グラウンダーで折り返すと、相手にあたってこぼれたボールにネイマールが反応。右足で狙ったが、ここはDFにブロックされた。エスパニョールは52分、エルナン・ペレスがドリブルでエリア内まで持ち運び、左足でシュートを狙ったが、枠の左に外れてしまう。
直後の50分、敵陣に押し込むバルセロナはイヴァン・ラキティッチからの浮き球のパスをエリア内で受けたスアレスがGKをかわす。さらにカバーに入ったDFを切り返しでかわして左足でシュートを放ったが、右ポストに当ててしまい先制点とはならない。
得点が奪えないバルセロナは71分、ラキティッチに代えてセルジ・ロベルトを投入し、打開を図る。直後の76分、左からのクロスに中央のネイマールがジャンピングボレーで合わせたが、このシュートはGKにキャッチされてしまった。
終始攻め続けたバルセロナだったが、最後までゴールを割ることはできず、2016年初戦となった“バルセロナ・ダービー”は0-0の引き分けに終わった。
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By サッカーキング編集部
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