今季、圧倒的な攻撃力を誇るレアル・マドリード攻撃陣 [写真]=Real Madrid via Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第10節が1日に行われ、レアル・マドリードはグラナダと対戦し、4-0で勝利した。同クラブはリーグ戦10試合で37ゴールを決めており、このペースで得点を重ねると、シーズン終了時点では140ゴールに達することが明らかになった。2日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
前節バルセロナとの“クラシコ”を制し、6連勝で迎えたアウェーでのグラナダ戦。この試合でも勢いは衰えることなく、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが8試合連続でゴールを奪うと、フランス代表FWカリム・ベンゼマとコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスにもゴールが生まれ、リーグ戦7連勝を飾った。
特にC・ロナウドは驚異的なペースでゴールを量産しており、得点ランキング2位のバルセロナ所属のブラジル代表FWネイマール(9得点)と、3位の同アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(7得点)の得点数を合わせても届かない、9試合で17ゴールという数字を叩きだしている。
今シーズンのレアル・マドリードは、ここまでのリーグ戦において10試合で37得点、1試合平均では3.7得点を記録している。2番目に得点数の多いバルセロナとバレンシアが、10試合で23ゴールであることを考えれば、いかにその数字が異常であるかがうかがい知れる。もしもこのペースで得点を重ねていくと、シーズン終了時には140得点に到達する。そうなれば、2011-12シーズンのチームが達成したシーズン最多得点記録である121ゴールを大きく上回る。なお、このシーズンは1試合平均3.2得点を記録していた。
さらに今シーズンのチームで興味深いのは、ホームよりもアウェーゲームで多くの得点を重ねているという点だ。アウェーではこれまでに21得点を決めているが、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでは16ゴールしか決めていない。アウェーでの勝負強さが、ここまでのチームの躍進を支えていると言えるだろう。
果してレアル・マドリードの勢いがどこまで続くのか、今シーズンも目が離せない状況が続きそうだ。
レアル・マドリードは4日に、チャンピオンズリーグ・グループステージ第4節のリヴァプール戦を、8日にリーグ第11節のラージョ・バジェカーノ戦を、それぞれホームで戦う。
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