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“第4ラウンド”の結末はいかに!? マンチェスター・ダービーについて知っておきたい8つのこと

今季4度目のマンチェスターダービーに臨むグアルディオラ監督(左)とスールシャール監督(右) [写真]=Getty Images

 8日に行われるプレミアリーグ第29節では、マンチェスター・U(勝ち点42)とマンチェスター・C(勝ち点57)による“マンチェスター・ダービー”が開催される。

 プレミアリーグではマンチェスター・Cが勝ち点で15ポイントも上回っているが、今シーズンここまでの直接対決は2勝1敗でマンチェスター・Uが勝ち越しに成功。イングランド北西部で繰り広げられる宿命のライバル対決は“第4ラウンド”を迎える。

 マンチェスター・Uの本拠地オールド・トラフォードで開催される大一番を制するのは、果たしてどちらか。ここでは知っておきたい8つのトピックを紹介する。

1. 今季4度目の対戦

昨年12月はマンチェスター・Uが勝利 [写真]=Getty Images


 両チームが対戦するのは今季4度目。過去3戦は、全てアウェイ側が勝利を収めている。昨年12月のプレミアリーグでは、マンチェスター・Uが前半のうちに2点のリードを奪い、敵地で2-1の勝利を収めた。その翌月にカラバオ・カップ準決勝で激突すると、ファーストレグはマンチェスター・Cが敵地で3-1の勝利を、セカンドレグはマンチェスター・Uが敵地で1-0の完封勝利を収めた。決勝に進出したのはマンチェスター・Cで、彼らは大会3連覇を果たしたものの、アウェイチームが3戦3勝を記録しているのは興味深い。果たして、4度目の勝負を制するのはホームチームか、アウェイチームか。

2. アウェイチームが有利

オールド・トラフォードで行われたカラバオ杯準決勝1stレグはマンチェスター・Cの完勝 [写真]=Getty Images


 マンチェスター・ダービーに“ホーム・アドバンテージ”が存在しないのは今季だけの話ではない。公式戦ではアウェイチームが4連勝中。最近12対戦を振り返っても、8勝2分け2敗とアウェイチームが圧倒的な強さを示している。プレミアリーグの記録を見ても、オールド・トラフォードで敵チームとして最も多くの勝利(7勝)を挙げているのは、マンチェスター・Cなのだ。ちなみに、マンチェスター・Cがホームで最も多く負けている相手はチェルシーとマンチェスター・U(12敗)だったりする。なお、シーズン前半戦のダービーを制したマンチェスター・Uは今回の一戦に勝利すると、サー・アレックス・ファーガソン氏が監督を務めていた2009-10シーズン以来の“シーズンダブル”を達成する。

3. ペップはマンUと好相性

[写真]=Getty Images


 マンチェスター・Cのペップ・グアルディオラ監督は、マンチェスター・U戦を得意としている。マンチェスター・Cの監督就任以降の成績は5勝1分け4敗。互角に近い成績だが、オールド・トラフォードでのプレミアは3戦3勝と勝率100%を誇る。同スタジアムでのプレミアで、敵将として3連勝を果たした初めての監督となった。またバイエルンの監督時代には1勝1分け。バルセロナの監督時代には、チャンピオンズリーグ(CL)の決勝でマンチェスター・Uと2度対戦し、いずれのゲームでも勝利を収めた。今回、自身15度目となるマンチェスター・U戦を白星で飾ることはできるだろうか。

4. 新記録樹立がかかるアグエロ

[写真]=Getty Images


 マンチェスター・Cのセルヒオ・アグエロにとっては、新記録樹立がかかった一戦になる。同選手は、プレミアリーグのマンチェスター・U戦で過去8ゴールをマーク。元マンチェスター・Uのウェイン・ルーニーと並ぶダービー最多得点者であり、次のゴールで単独トップに立つ。“キング・オブ・マンチェスター・ダービー”の称号を手にする大きなチャンスだ。なお8ゴールのうち4ゴールは、オールド・トラッフォードで挙げたもの。敵チームの選手として同スタジアムでアグエロ以上にゴールを決めたのは、元リヴァプールMFのスティーヴン・ジェラード(5得点)しかいない。アルゼンチン生まれのストライカーは、マージーサイド出身の2人のレジェンドの記録を抜くことができるだろうか。

5. 生え抜き対決

左:フィル・フォーデン 右:スコット・マクトミネイ [写真]=Getty Images


 ピッチ上には世界各国のスター選手が顔をそろえるが、生え抜きの若手選手も主役の座を虎視眈々と狙っている。マンチェスター・Cの一押しは、19歳のフィル・フォーデンだろう。U-9のカテゴリーからシティ一筋で、2017年にはU-17W杯の大会MVPを受賞。ダビド・シルバの後継者として期待される俊英は、1日に行われたカラバオ・カップ決勝でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれる活躍を見せた。一方、マンチェスター・Uでは、5歳からクラブ一筋のスコット・マクトミネイに注目したい。ジョゼ・モウリーニョ前監督は「アカデミーの選手は彼を模範にすべき」と絶賛。2018年に行われたクラブ年間アワードでは、同監督自ら“特別賞”を贈るほど、その才能に惚れ込んでいた。23歳にしてすでにチームを支える主軸の一人。フォーデンとの対決も見逃せない。

6. いわくつきの主審

[写真]=Getty Images


 今回のダービーで主審を務めるのはマイク・ディーン氏。初めてプレミア500試合で主審を務めたベテランレフェリーだが、マンチェスター・Uにとっては悲報だろう。同氏が担当したマンチェスター・ダービーでは過去1度しか勝ったことがないからだ(4敗)。今季のプレミアでも、同氏が裁いたゲームはわずか1勝(1分け2敗)。4勝1敗と好成績を収めているマンチェスター・Cとは好対照である。そして「マイク・ディーン」の名前を聞いて思い出されるのは、両チームがデッドヒートを繰り広げた8年前の優勝争いだろう。マンチェスター・Cは最終節のQPR戦で、アディショナルタイムに逆転勝利。得失点差でマンチェスター・Uを上回り、44年ぶりのリーグ制覇を果たしたが、その試合を裁いていたのがディーン氏だった。なお同氏は今季のプレミアで6度のPK判定を下しているが、そのうち4つはマンチェスター・Cに与えたもの。マンチェスター・Uは、“12人目の敵”にも注意しなければならない。

7. 両者ともにPKが苦手

シェフィールド戦でPKを失敗したジェズス [写真]=Getty Images


 ただマンチェスター・CはPKを大の苦手としている。今季のプレミアで蹴った7本のPKのうち、成功を収めたのは3本だけ。アグエロ、ラヒーム・スターリング、イルカイ・ギュンドアン、ガブリエル・ジェズスがことごとく失敗し、グアルディオラ監督も「エデルソンに蹴らせようか」とジョーク交じりに発言したほどだ。実はマンチェスター・UもPKを苦手としており、4度の失敗は宿敵と並んで今季プレミア最多。ここまでリーグトップ10本のPKを獲得しながら、ポール・ポグバ、アントニー・マルシャル、マーカス・ラッシュフォード(2本)の3選手が失敗してきた。ただしこちらは新加入のブルーノ・フェルナンデスが2本のPKを成功させており、キッカー問題は解決済のようだ。

8. 予想オッズは?

 日本時間6日正午現在、英国大手ブックメーカーの『ウィリアム・ヒル』はマンチェスター・Uの勝利に「5倍」、マンチェスター・Cの勝利に「1.63倍」、ドローに「4.2」倍というオッズを付けている。アウェイチームが優位というスタッツも予想には反映されているのだろう。両チームはミッドウィークにFAカップ4回戦を戦ってからこのダービーを迎えるが、試合間隔はマンチェスター・Cの方が1日長い。そのことも考慮されているのかもしれない。しかし、マンチェスター・Uはトップ4入りを達成するため、ホームで負けるわけにはいかない。意地とプライドがぶつかり合うダービーを制するのは、ユナイテッドか、それともシティか。最後まで目が離せない。

(記事/Footmedia)

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