「最初の挑戦にすぎない」…クロップ、来シーズンに向け気を引き締める

　リヴァプールのユルゲン・クロップ監督がウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦後にコメントを残している。イギリスメディア『BBC』などが12日に伝えている。

　リヴァプールは今シーズン、プレミアリーグでわずか1敗の勝ち点「97」という数字を記録したが、マンチェスター・Cに一歩及ばず2位に終わった。クロップ監督はタイトル獲得のために「全てをトライした」としたうえで、「選手たちは自身を新しいレベルへと押し上げていった。このチームは今までリヴァプールの中で最も素晴らしいチームの一つだよ。100パーセントね」と選手たちを称賛し、「進歩や向上はまだ終わっていないよ。これは最初の挑戦だ」と、これからの戦いも見据えているようだ。

「マンチェスター・Cが財力を持ち合わせている限り、どのチームも簡単には敵わない。私たちはプレミアリーグを勝ち取るために完璧に近づく必要がある」

「とても特別なシーズンだったよ。そしてとても長くハードなものでもあったね。我々は常に競争していた。我々が優勝を狙える位置にいたからマンチェスター・Cはあれだけ勝ち点を取れたんだ」

　リヴァプールは6月1日、チャンピオンズリーグ（CL）決勝でトッテナムと対戦する。