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マンU指揮官モウリーニョ、イブラヒモヴィッチに対して「扉を開いている」

2017.07.15

去就が噂されるイブラヒモヴィッチ [写真]=Getty Images

 今夏にマンチェスター・Uと契約が切れた元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチの残留を、指揮官であるジョゼ・モウリーニョ監督は望んでいるようだ。イギリスメディア『BBC』が14日付で報じた。

 現在35歳のイブラヒモヴィッチは4月21日に行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝戦にて膝を負傷、手術も行った。ケガの影響でクラブとの契約延長は白紙に見られていたが、近頃クラブの練習場でリハビリも含んだトレーニングを開始したようだ。

 指揮官であるモウリーニョ監督は「もし12月まで待つことを決めたのならば、クラブに残ることはできない。しかし私たちは話し合い、いろいろなアイディアを出し合っている」とコメント。

 アメリカをはじめとする様々な国から獲得の打診があったイブラヒモヴィッチ。「大きな発表」を行うと発言し去就が慌しくなった同選手に関して指揮官は「私たちは彼に決定を下したい。彼は信じられないケガを負ってしまった。彼のシーズンは決してハッピーではなかったよ。でも彼はまだトップレベルでのプレーを望んでいる。私たちは彼に対して扉を開いているんだ」

 今夏に「あと1人か2人」獲得することを望んでいる監督は、移籍市場でさらに活発に動くようだ。すでにベルギー代表FWロメル・ルカクとスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデルフ獲得に1億600万ポンド(約155億円)を支払っているマンチェスター・U。次のターゲットになっているのはセルビア代表MFネマニャ・マティッチ、クロアチア代表FWイヴァン・ペリシッチ、イングランド代表MFエリック・ダイアーの3選手だ。

 噂上がっている選手を監督は「私たちはたくさんの選手がクラブに来てくれることを望んでいる。すでに50パーセントの仕事は完了している。私たちは2人、少なくてもあと1人マンチェスター・Uに来てくれると思う。ただ、チェルシーの選手であるマティッチや、他の選手について語ることはできない。全てが難しいんだ」と補強プランについて言及した。

 レアル・マドリード所属のスペイン代表FWアルバロ・モラタに関心があったとされるモウリーニョ。「そうだ。私たちは彼に興味を持っていた。それは明らかであり、公の場で口にしてきた。しかしクラブ間合意を取り付けることはできなかった。それもまた明らかなことだ」と、モラタ獲得失敗を明言した。

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