痛恨のドローに肩を落とすトッテナムの選手たち [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第35節が25日に行われ、トッテナムとウェスト・ブロムウィッチが対戦した。
今節の試合を先に終えた首位レスターが白星を収めて勝ち点を76に伸ばしたため、同68で2位のトッテナムは逆転優勝に向けてなんとしても勝ち点3がほしいところ。今シーズンのPFA(イングランドサッカー選手協会)年間最優秀選手賞を受賞したMFデレ・アリや、PFA年間ベストイレブンに選ばれたDFトビー・アルデルヴァイレルト、DFダニー・ローズ、FWハリー・ケインらが先発に名を連ねた。
序盤から攻勢に出るトッテナムは7分、デレ・アリとのパス交換でエリア内右に侵入したケインが決定機を迎えたが、右足で放ったシュートは左ポストに弾かれた。12分にはエリア手前左からのFKをクリスティアン・エリクセンが直接狙ったが、ここはクロスバーを叩いた。
先制点が決まったのは33分。トッテナムは右サイドでFKを得ると、エリクセンがゴール前にクロスを供給。ヤン・フェルトンゲンと競り合ったDFクレイグ・ドーソンに当たったボールがGKの股下を抜けてゴールに転がり込んだ。
後半に入り58分、トッテナムはカウンターで左サイドを抜け出したエリクセンがグラウンダーで折り返すと、ゴール前のエリック・ラメラが左足ダイレクトで合わせたが、シュートは右ポストを叩き、追加点とはならない。
すると72分にウェスト・ブロムウィッチが試合を振り出しに戻す。左からのCKにオウンゴールを献上していたドーソンが頭で合わせ、ヘディングシュートを叩き込んだ。
試合はこのまま1-1で終了。トッテナムはレスターとの差が7となり、残り3試合での逆転優勝が遠のく痛恨のドローとなった。
次節、トッテナムは5月2日に敵地でチェルシーと、ウェスト・ブロムウィッチは4月30日にホームでウェストハムと対戦する。
【スコア】
トッテナム 1-1 ウェスト・ブロムウィッチ
【得点者】
1-0 33分 OG(クレイグ・ドーソン)(トッテナム)
1-1 72分 クレイグ・ドーソン(ウェスト・ブロムウィッチ)
By サッカーキング編集部
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