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最後の試合でチェルシーにお別れ…ドログバ「みんな愛している」

2015.05.25

プレミアリーグの優勝トロフィーを掲げるドログバ [写真]=Getty Images

 チェルシーは、24日に行われたプレミアリーグ最終節でサンダーランドと対戦し、3-1でホーム最終戦を勝利で飾った。今シーズン限りでのチェルシー退団を発表していた元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバが、試合後にコメントしている。イギリス紙『インディペンデント』が伝えた。

 2004年から2012年までチェルシーに在籍していたドログバは、昨年夏に1年契約で3シーズンぶりの古巣復帰を果たしていた。だが同日の試合前に今シーズン終了をもってチェルシー退団を発表。ホームのスタンフォード・ブリッジで行われたサンダーランド戦が、同選手にとって、チェルシーでの最後の試合となった。

 試合後、ドログバは、「とても難しい瞬間だったよ。今日の試合はとても特別なもの。選手としてはこれが最後になるからね」とコメント。そして、「まず、アブラモヴィッチさんに感謝したい。彼については、どんだけクラブにお金を注ぎ込んでいるかがよく議論される。だが、僕はそれがとても良い投資だと思っている。僕らが全てを勝ち取り、素晴らしい歴史を築けてこれたからね」と同クラブのオーナーを務めるロマン・アブラモヴィッチ氏に感謝を示した。

 次に、「またジョゼにも感謝したい。僕にとって彼がどれだけ特別か知っているだろう。復帰のチャンスや、クラブへ加入するチャンスをくれた人だ」と、ジョゼ・モウリーニョ監督に感謝のコメントをすると、「そして僕がこれまでチェルシーでともにプレーしてきた全てのチームメイト、監督にも感謝だ」と語った。

 さらに、「あと、この男には特別な感謝を送りたい。彼と彼のアシストなしでは、今日この日にディディエ・ドログバのセレモニーはなかっただろう。フランク・ランパード、ありがとう」とコメント。ともにチェルシーでプレーし、今シーズン限りでプレミアリーグを去る盟友、マンチェスター・Cのランパードに感謝の言葉を送った。

 そしてドログバは、「若手選手に、『君たちは最高の選手になるかもしれない。だが、まず僕らに追いつかなければならない』と伝えたい。ベストであれ。僕らが君たちを支える。そして君たちは、世界最高のファンの後押しがあるんだ」とチェルシーの若手選手にメッセージを送り、最後に、「ありがとう。みんな愛しているよ」と締めくくった。

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