ピオリ監督が試合を振り返った [写真]=Getty Images
ミランのステファノ・ピオリ監督がツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア)戦を振り返りコメントした。
ミランはヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)セカンドレグでツルヴェナ・ズヴェズダと対戦。MFフランク・ケシエのゴールで先制したもののエル・ファルドゥ・ベン・ナブアヌにゴールを許し同点に。70分に退場者をだしたツルヴェナ・ズヴェズダ相手に追加点を奪えずドローで試合終了の笛を聞いた。2戦合計3-3、アウェイゴールの差で次戦に駒を進めたものの、ミランは4試合勝ちなしとなった。
試合後ピオリかんとくはインタビューに応じ試合を振り返りつつ次のようにコメントした。
「今はベストの時期ではないが、チームは若くも、成熟したメンタリティを持っている。多くの勝利は我々にエネルギーと自信を与えてくれたが、今はその要素が少し欠けている。状況をうまくコントロールできず、パスとチョイスの精度が少し低かったのが残念だ。しかし、重要なのはラウンドを突破することだ」
「ファーストレグでは、3点目を取りにいかず休んでいた。今回はそうではなく、(アンテ)レビッチと(ズラタン)イブラヒモビッチにチャンスがあった。このレベルでは、ディティールとほんのわずかな差が大きな違いを生むことがある」
「今シーズンのことを考えれば、まだポジティブな気持ちでいられる。シーズンはまだ終わっていない。ヨーロッパリーグを制覇すれば、チャンピオンズリーグへの出場権が得られる。我々はミスをすることが多くなってきているし、過去の我々ほどソリッドではない。だが突破できたことは非常に重要なことだ」
「予選ラウンドからのスタートだったから、フィジカルよりも精神的な疲労もあったのだろう。私は試合中、常にチームとともにあり、正しいブーストをかけようとしている。だが彼らは責任感のある選手たちだから、プレッシャーを感じ始めているのかもしれない。だがプレッシャーは感じるべきではない。私たちは素晴らしい大会を戦っており、困難な時期を経験することでさらに強くなるはずだよ」