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アタランタも仲間入り! CL初出場でベスト8進出を果たしたチームたち

2020.03.12

[写真]=Getty Images

 2019-20シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)で準々決勝への切符をいち早くつかみとったのは、クラブ創設から113年目を数えるイタリアの小クラブだった。10日に行われた決勝トーナメント1回戦の2ndレグで、アタランタはバレンシアに4-3で勝利。2戦合計8-4で、CL初出場ながらベスト8入りという快挙を成し遂げた。

 ただ、アタランタと同じ偉業を達成したチームは他もある。今回は、「ヨーロピアン・チャンピオン・クラブズ・カップ」から「UEFAチャンピオンズリーグ」へ大会名が改称された1992-93シーズン以降、CL初出場でベスト8進出を果たした7チームを紹介しよう。

レスター(2016-17シーズン)
最終成績:ベスト8

[写真]=Getty Images


アタランタの前に、CL初挑戦でベスト8入りを成し遂げたのがレスターだ。2015-16シーズンにプレミアリーグで奇跡の優勝を果たすと、“イングランド王者”として翌シーズンのCLに出場。ポルト、コペンハーゲン、クラブ・ブルージュが同居したグループステージを首位で通過すると、決勝トーナメント1回戦でもセビージャを破り、ベスト8に名を連ねた。当時のメンバーだった岡崎慎司(現ウエスカ)は、7試合に出場して1ゴールをマーク。献身的な働きによって、快挙達成に大きく貢献した。

マラガ(2012-13シーズン)
最終成績:ベスト8

[写真]=Getty Images


マラガは2012-13シーズン、マヌエル・ペジェグリーニ監督のもとでCLデビューを果たした。元アルゼンチン代表FWハビエル・サビオラ氏、イスコ(現レアル・マドリード)、ホアキン・サンチェス(現ベティス)らを擁したチームは、ラウンド16でポルトを撃破。準々決勝ではドルトムントに惜敗したものの、初出場で欧州8強という功績を残した。しかし、その後は経営不振に陥り、5年後にはリーガ・エスパニョーラ2部への降格が決定。欧州カップ戦とは無縁のシーズンが続いている。

ビジャレアル(2005-06シーズン)
最終成績:ベスト4

[写真]=Getty Images


同じくペジェグリーニ監督の指揮下で、快挙を達成したのがビジャレアルだ。元アルゼンチン代表MFフアン・ロマン・リケルメ氏や元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン氏がチームをけん引し、2005-06シーズンのCLラウンド16でレンジャーズに勝利。勢いに乗った彼らは準々決勝でインテルも下し、CL初出場にしてベスト4入りを成し遂げた。ビジャレアルは通算で3度CLに出場しているが、同シーズンのベスト4が最高成績となっている。

デポルティーボ(2000-01シーズン)
最終成績:ベスト8

[写真]=Getty Images


MF柴崎岳が所属するデポルティーボは現在、リーガ・エスパニョーラ2部を主戦場とするが、1990年代から2000年代前半にかけてはスペイン屈指の強豪クラブとして名を馳せた。2000-01シーズンには、“スペイン王者”としてCLデビュー。元オランダ代表FWロイ・マカーイ氏や元ウルグアイ代表FWワルテル・パンディアーニ氏ら攻撃陣に豊富なタレントを擁し、初出場ながらベスト8進出という快挙を成し遂げた。その後も4シーズン連続で欧州最高峰の舞台に立ち、2003-04シーズンにはベスト4進出を達成。準々決勝では、優勝候補筆頭に挙げられていたミランに、アウェイでの1-4の敗戦から、ホームで4-0の勝利を収め、CL史に残る大逆転劇を演じてみせた。

ラツィオ(1999-2000シーズン)
最終成績:ベスト8

[写真]=Getty Images


スヴェン・ゴラン・エリクソン監督に率いられ、1999-2000シーズンにセリエAとコッパ・イタリアの2冠を達成したラツィオ。同シーズンはヨーロッパの舞台でも結果を残し、初出場のCLでベスト8に名を連ねた。当時のチームには、アトレティコ・マドリードの指揮官であるディエゴ・シメオネ氏やボローニャの監督を務めるシニシャ・ミハイロヴィッチ氏が在籍。さらに、元イタリア代表DFアレッサンドロ・ネスタ氏や元アルゼンチン代表MFファン・セバスティアン・ベロン氏といった各国を代表するスター選手がプレーしていた。現在、同クラブで指揮を執るシモーネ・インザーギ氏もストライカーとして活躍し、チーム最多の9ゴールをマークした。

レヴァークーゼン(1997-98シーズン)
最終成績:ベスト8

[写真]=Getty Images


レヴァークーゼンは1996-97シーズンのブンデスリーガで2位に入り、翌シーズンのCLに出場。ブンデスリーガで3度得点王に輝いた元ドイツ代表FWウルフ・キルステン氏や、兄・ニコと弟・ロベルトのコヴァチ兄弟らが主力として活躍し、初出場にして8強入りを果たした。2001-02シーズンにはCL準優勝を経験。欧州の頂点まであと一歩に迫ったが、その後出場した8度のCLではベスト16の壁を超えられていない。

オセール(1996-97シーズン)
最終成績:ベスト8

[写真]=Getty Images


オセールは1961年から指揮を執るギー・ルー監督のもと、1995-96シーズンにリーグ・アン初優勝。フランス王者としてCLデビューを果たすと、エドウィン・ファン・デル・サール氏やパトリック・クライファート氏といったオランダ代表選手を多く擁するアヤックスを抑えて、グループステージ首位通過を果たした。8チームで争われる決勝トーナメントではドルトムントと対戦し、2戦合計1-4で敗戦。力の差を見せつけられたものの、初出場で8強入りを成し遂げた。2012-13シーズン以降はリーグ・ドゥ(フランス2部)での戦いが続いているが、当時の偉業が色あせることはない。

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