85分にレッドカードを提示されたセルヒオ・ラモス [写真]=Getty Images
レアル・マドリードに所属しているスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、チャンピオンズリーグ(CL)における”ある記録”を樹立した。スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』が26日に伝えている。
CL決勝トーナメント1回戦ファーストレグが26日に行われ、レアル・マドリードは本拠地サンティアゴ・ベルナベウにマンチェスター・Cを迎えた。60分にスペイン代表MFイスコのゴールで先制するも、78分にブラジル代表FWガブリエル・ジェズスに同点弾を許す。83分にはベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネにPKを沈められ、最終的には1-2で逆転負けを喫していた。
同試合にキャプテンとしてスタメン出場したS・ラモスは、85分にG・ジェズスを後ろから倒し、レッドカードで退場処分となった。同メディアによると、S・ラモスはCLにおいてレッドカードを提示されるのは4度目のことだという。通算4度のレッドカード提示は、かつてミランやパリ・サンジェルマンで活躍した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチ、アヤックスやユヴェントスで活躍した元オランダ代表MFエドガー・ダーヴィッツ氏と並ぶ、大会史上最多タイの記録となっているようだ。
なお、今回はS・ラモスにとってキャリア通算27度目の退場処分だという。セビージャ在籍時代に1回、残りの26回はレアル・マドリードで提示されたものだ。
ホームでのファーストレグを落としたことで、レアル・マドリードは不利な状況でセカンドレグに挑むこととなった。エティハド・スタジアムで行われるセカンドレグは、3月17日の20時(日本時間18日の早朝5時)にキックオフを迎える。