ホームで痛恨の引き分け…ジダン監督、前半の内容に憤り「バカげた失点だ」

　1日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）・グループステージ第2節でクラブ・ブルージュと対戦したレアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が、試合を振り返っている。同日。スペイン紙『アス』が伝えた。

　CL・GS第1節パリ・サンジェルマン戦を0－3で落としたレアルにとって、ブルージュ戦は「勝ち点3」が絶対に必要な試合だった。しかし、試合の入りに失敗したレアルは、前半に相手のカウンターアタックから2失点を喫する。後半になんとか２点を返して試合は2－2のドローに終わったが、2試合を終えての順位は4位となっている。

　ジダン監督は試合を振り返って次のようにコメント。前半の内容が良くなかったことを認めた一方で、後半に盛り返したチームの精神面を称賛した。

「試合立ち上がりの私たちは悪かった。そして開始10分頃から、相手の危険なエリアでの集中力を欠いていた。（オフサイドトラップのミスから生まれた）私たちの最初の失点はバカげていた。彼らは1点目で勢いづき、私たちはさらに悪くなった。そして彼らが2点目を獲得した」

「後半については満足しているよ。悪い結果だったが、（2点を返した）反撃は良かった。でもハッピーにはなれなかった。私たちは前後半でまったく別のチームだった。（ハーフタイムのロッカールームでは）あと45分残っていると伝え、彼らは結果を変えたんだよ。試合をこのまま終わらせたくないと、より積極的になった」

　2年ぶり14度目のCL優勝を目指すレアル・マドリードは、22日に行われるCL・GS第3節でDF長友佑都が所属するガラタサライとアウェーで対戦する。