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5、12、40、125、20000…CL決勝を紐解く“12のナンバー”とは?

2019.05.29

[写真]=Getty Images

 2018-19シーズンの欧州最強クラブが決まるチャンピオンズリーグ(CL)決勝。スペインの首都マドリードにあるエスタディオ・メトロポリターノで、日本時間2日(日)午前4時にキックオフとなる。

 初の決勝進出となるトッテナムと、欧州制覇に2年連続で王手をかけたリヴァプール。イングランド勢同士の対決は、果たしてどんな結末を迎えるのか。ここでは、UEFA(欧州サッカー連盟)が公表しているデータ、さらには海外メディアが報じる情報をひもといて、大一番をもっと楽しむための様々な「数字」を紹介してみたい。

写真=ゲッティイメージズ

「5」

今大会の決勝の舞台、マドリードのエスタディオ・メトロポリターノ


前身のチャンピオンズカップ時代から数えて、CL決勝がスペインの首都マドリードで行われるのは今回で5度目になる。過去4回の決勝は1957、1969、1980、2010年に行われ、すべてレアル・マドリードの本拠地サンティアゴ・ベルナベウが会場となってきた。今回は初めて、アトレティコ・マドリードの本拠地エスタディオ・メトロポリターノが決勝の舞台となる。

「6」


リヴァプールは今大会ここまで、ヘディングで6ゴールをマーク。CL本選に出場した32チームで最多となる。内訳は、DFフィルジル・ファン・ダイクが2ゴール、FWダニエル・スタリッジ、MFジョルジニオ・ワイナルドゥム、FWロベルト・フィルミーノ、FWサディオ・マネが1ゴールずつ。ちなみに、トッテナムはヘディングで3ゴールを挙げている。

「7」

2008年の決勝ではマンチェスター・U vs チェルシーのイングランド勢対決が実現した


CL決勝で“同国対決”が実現したのは過去6度。イングランド勢対決が実現するのは、2007-08シーズンのマンチェスター・U対チェルシー戦以来、2度目のことになる。11年前の決勝では、マンチェスター・UがPK戦の末にチェルシーを破って3回目の欧州制覇を果たした。

「12」

ルーカス・モウラやソン・フンミンらはチーム最多の12試合に出場


トッテナムとリヴァプールは今大会、グループステージから準決勝セカンドレグまで12試合を消化。全試合で先発したのは、リヴァプールのGKアリソンとFWサディオ・マネの2選手のみ。トッテナムで最多出場を誇るのは、DFトビー・アルデルヴァイレルト、MFクリスティアン・エリクセン、MFルーカス・モウラ、FWソン・フンミンの4選手で、彼らは11試合に出場している。

「18」

レアル・マドリードをはじめスペイン勢が最多18回の優勝を誇る


前身のチャンピオンズカップ時代を含めて、国別優勝回数が最も多いのはスペイン勢。最多18回を数える。彼らに続くのが、イタリア勢とイングランド勢で共に12回の優勝経験がある。今回の決勝はどちらが勝ったとしてもイングランド勢が王者に輝くため、イングランド勢の単独2位浮上が確定している。

「22」

リヴァプールはイングランド勢最多5度のCL優勝を経験


前身のチャンピオンズカップ時代を含めて、“欧州王者”に輝いたことがあるのは22クラブだけ。そのうち、イングランド勢は5クラブが優勝経験を持つ。リヴァプールが最多5度(1977、1978、1981、1984、2005年)、マンチェスター・Uが3度(1968、1999、2008年)、ノッティンガム・フォレストが2度(1979、1980年)、そしてチェルシー(2012年)とアストン・ヴィラ(1982年)が1度ずつ優勝している。

「40」


前身のチャンピオンズカップ時代を含めても、トッテナムのCL決勝進出はクラブ史上初の出来事になる。決勝に辿りついた大会史上40番目のクラブであり、2007-08シーズンのチェルシー以来、11年ぶりに初の決勝進出クラブが誕生した。

「50」


トッテナムのFWハリー・ケインと、リヴァプールのMFジェルダン・シャチリにとって、今回の決勝は節目のゲームとなる。彼らは出場すれば、UEFA主催大会通算50試合出場を達成する。

「64」

決勝にスペイン勢がいないのはバイエルンとドルトムントのドイツ勢対決が実現した2012-13シーズンぶり


前身のチャンピオンズカップ時代から数えると64回目、1992年に「チャンピオンズリーグ」へと改称してからは27回目の決勝戦となる。決勝にスペイン勢が1チームもいないのは、2012-13シーズンにバイエルンとドルトムントのドイツ勢対決が実現して以来6年ぶり。今回もまた、“同国対決”の決勝となった。

「125」


トッテナムとリヴァプールの一戦は、2018-19シーズンのCL通算125試合目のゲームとなる。今シーズンのCLは、昨年の6月25日に予選1回戦がスタート。以来、300日以上にわたって欧州各地で熱戦が繰り広げられてきた。

「170」


トッテナムとリヴァプールの対戦は、今回のCL決勝で公式戦通算170回目となる。通算対戦成績は、リヴァプールが79勝43分け48敗と勝ち越している。過去に“決勝戦”で対戦したことは1度dだけ。1982年のリーグカップ決勝で顔を合わせ、延長戦の末にリヴァプールがトッテナムを3-1で下した。

「20000」


スペイン紙『マルカ』によると、決勝の開催地であるマドリードには、チケットをもたない両クラブのサポーターが2万人ほど訪れるという。今回の決勝にあたって、UEFAから両クラブに割り当てられたチケットは1万7000枚ずつ。エスタディオ・メトロポリターノの収容人数が約6万8000人であることを考えるとかなり少ない。結果として、チケットを持たない大量のサポーターがマドリードにやってくるようだ。

(記事/Footmedia)

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