「レアルに不可能なものなどない」…ソラーリ監督、CL4連覇へ意気込み

　レアル・マドリードを率いるサンティアゴ・ソラーリ監督が、12日から始まるチャンピオンズリーグ（CL）・決勝トーナメントに向けて意気込みを語った。クラブ公式HPが同監督のコメントを伝えている。

　ソラーリ監督は、レアル・マドリードがこれまでに13回のCL制覇（前身のチャンピオンズカップ時代も含む）を成し遂げていることに言及。レアル・マドリードには名門クラブとしての責任があることを強調した。

「レアル・マドリードがこれまでに積み上げてきたものが、今の我々にも誇りを抱かせてくれる。これまでも、これからもレアル・マドリードは偉大なクラブで在り続けなければならない。将来のためにも、クラブとしての積み上げを大事にしたい」

　続けて、同監督は選手達の目標を叶えるだけでなく、ファンの夢も背負ってCLを戦うことを約束した。

「フットボールは人々に夢を与えるものだ。子どもの頃はプロのレベルでプレーすることを夢見るし、選手になればタイトルを獲得することに憧れる。これらの思いはファンだって同じだ。時に夢は叶わないものであるし、望みが実現しないこともある。そのような時でも、フットボールは我々に前を向かせ、再び歩み出すチャンスをくれる。我々は全ての試合で人々に夢を見させたい」

　最後に、ソラーリ監督は「チャンピオンズリーグの4連覇は可能か？レアル・マドリードに不可能なものなんてないよ」とコメント。前人未到のCL4連覇へ、自信をのぞかせた。

　レアル・マドリードはCL・決勝トーナメント1回戦ではアヤックスと対戦する。ファーストレグは13日に敵地で、セカンドレグは3月5日にホームで行われる予定だ。