サッカーゲームキングジャック6月号
2016.02.24

メッシ2発のバルサ、CL8強へ大きく前進…敵地でアーセナル撃破

メッシ
2ゴールを挙げたメッシ [写真]=Getty Images
サッカー総合情報サイト

 チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグが23日に行われ、アーセナルとバルセロナが対戦した。

 グループFを2位通過したアーセナルは、20日にFAカップ5回戦で2部所属のハルと対戦。主力選手を多数温存させた一戦はスコアレスドローに終わった。中2日で迎えるホームゲームで、アーセン・ヴェンゲル監督は元ドイツ代表DFペア・メルテザッカーとフランス代表DFローラン・コシェルニー以外の先発メンバー9名を変更。チェコ代表GKペトル・チェフ、最終ラインには元スペイン代表DFナチョ・モンレアル、U-21スペイン代表DFエクトル・ベジェリン、コシェルニー、メルテザッカーが並んだ。中盤にはドイツ代表MFメスト・エジルやウェールズ代表MFアーロン・ラムジー、イングランド代表MFアレックス・オックスレイド・チェンバレン、フランス人MFフランシス・コクラン、チリ代表FWアレクシス・サンチェスが入り、前線はフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが務めた。

 一方、グループEを首位で突破したバルセロナは、20日のリーガ・エスパニョーラ第25節ラス・パルマス戦で2-1と競り勝った。公式戦32試合無敗と、クラブ記録更新を続けている。中2日で迎えるアウェーゲームでは、先発メンバーを4名変更。ドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンがゴールマウスを守り、最終ラインにアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノ、中盤にはクロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチとスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツがスタメン復帰を果たしている。

 最終ラインはマスチェラーノのほか、ブラジル代表DFダニエウ・アウヴェスとスペイン代表DFジェラール・ピケ、スペイン代表DFジョルディ・アルバが並び、中盤はラキティッチとブスケッツ、そしてスペイン代表MFアンドレス・イニエスタが並ぶ。そして前線では、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマールの“MSN”が揃ってスタメン入りを果たした。

 立ち上がりから、ボールポゼッション率を高めたのはアウェーのバルセロナだった。アーセナルはフィールドプレーヤー全員が自陣に戻ることも辞さず、まずはブロックを組んで相手にスペースを与えない形で試合に入った。バルセロナはなかなか効果的な攻撃を見せられず、決定機を作ることができない。

 最初のチャンスは22分、アーセナルのものだった。サンチェスが左サイドを突破し、中央を経由してペナルティーエリア右奥のエジルへパスが渡る。エジルがグラウンダーのクロスを供給すると、ベジェリンが左足シュート。ゴール前のD・アウヴェスにスライディングでブロックされたところに反応したチェンバレンが至近距離から狙ったが、GKテア・シュテーゲンに阻まれた。

 ピンチをしのいだバルセロナだが、依然として決定機に至らない。31分、ペナルティーエリア左手前でボールを持ったネイマールのクロスをメッシが頭で合わせたが、枠を大きく越えた。さらに35分、バルセロナはペナルティーエリア手前でFKを獲得。ゴール正面の位置からメッシがグラウンダーのシュートで壁の下を狙ったが、ブロックされてゴールは決まらなかった。

 前半アディショナルタイム、バルセロナはようやく決定機を作り出す。敵陣中央で前を向いたブスケッツが、右サイドの背後へフィードを供給。最終ラインの裏を取ったD・アウヴェスがゴールライン際からワンタッチで折り返し、最後はスアレスが至近距離からヘディングシュートを放ったが、枠の左へ逸れた。前半はスコアレスで終了した。

 0-0で迎えた後半も、バルセロナがボールを持つ展開で始まった。アーセナルは50分、前半にマスチェラーノとの接触で足を痛めていたチェンバレンに代えて、セオ・ウォルコットを投入した。

 バルセロナは前半よりも高い位置でボールを奪えるようになり、相手を押し込んでいく。アーセナルは集中力を保って応戦し、60分には左サイドからのクロスをジルーがヘディングシュート。決定機を迎えたが、枠を捉えたボールはGKテア・シュテーゲンの好セーブに阻まれた。

 65分を過ぎたあたりから、少しずつ両チームのミスが増え始め、ゴール前でのプレーが増えて激しい展開になっていく。バルセロナは67分、右サイドからのクロスがファーサイドへ通り、折り返しを受けたメッシがシュート。相手DFにブロックされ、こぼれ球を拾ってペナルティーエリア右側へ展開すると、スアレスがシュート性のボールを蹴り込む。ファーサイドのネイマールも反応を試みたが、ボールは枠の左へ逸れていった。

 そして71分、均衡を破ったのはアウェーのバルセロナだった。カウンターでネイマールがボールを持ち、左サイドのタッチライン際で待っていたスアレスへ預ける。スアレスは寄せに来た相手DFの股下を通すリターンパス。ネイマールは前を向き、スピードを上げて敵陣を縦へ突破してからペナルティーエリア右側へラストパスを供給する。待っていたメッシはワントラップでGKチェフのタイミングを外し、冷静に左足シュートをゴールへ突き刺した。“MSN”が鮮やかなカウンターを見せ、バルセロナが1点をリードした。

 リードを奪ったバルセロナは78分にも決定機を迎える。メッシのドリブル突破から、ペナルティーエリア左側でパスを受けたネイマールがシュート。相手DFにブロックされ、こぼれ球をつないでペナルティーエリア右側のスアレスが右足シュートを放ったが、右ポストを直撃して枠の外へ外れた。

 ホームでビハインドを負ったアーセナルは、失点直後にダニー・ウェルベックを投入して前線の活性化を図り、82分にマチュー・フラミニをピッチへ送り出して中盤のテコ入れを行った。

 しかし、次の1点はバルセロナのものだった。出場間もないフラミニが、自陣ペナルティーエリア内でこぼれ球を蹴り出そうとした際、いち早くボールに反応していたメッシを倒してファウル。バルセロナがPKを得ると、メッシが落ち着いてゴール左隅へ決めた。

 試合は2-0で終了。バルセロナがアウェーで先勝し、準々決勝進出へ大きく前進した。セカンドレグは3月16日、バルセロナのホームで行われる。なお、アーセナルは次戦、28日のプレミアリーグ第27節でマンチェスター・Uとアウェーで対戦。バルセロナは次戦、28日のリーガ・エスパニョーラ第26節でセビージャをホームに迎える。

【スコア】
アーセナル 0-2 バルセロナ

【得点者】
0-1 71分 リオネル・メッシ(バルセロナ)
0-2 83分 リオネル・メッシ(PK)(バルセロナ)

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