バレンシア所属のFWネグレド [写真]=Getty Images
ヌーノ・エスピリト・サント監督とスペイン代表FWアルバロ・ネグレドの確執が囁かれているバレンシアだが、ここに来て両者の関係に何らかの変化があったようだ。
バレンシアは現地3日、翌日にアウェーで行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第4節のヘント戦に向けた招集リストを発表し、ネグレドが公式戦5試合振りにメンバーに選ばれた。
ネグレドは10月15日のスペイン紙『マルカ』とのインタビューで、「僕はゴールから遠い位置でのプレーが多くなっている。これは自分に求められていることなので、対応していかなければならない。だが、ここまでゴールから離れてしまうと、チームとしてもゴールを奪うのが難しくなる」と発言していた。
すると、その2日後のリーガ・エスパニョーラ第8節のマラガ戦で突如招集外となったのを皮切りに、続くCLグループステージ第3節のヘント戦、リーガ・エスパニョーラ第9節のアトレティコ・マドリード戦および第10節のレバンテ戦と4試合連続でメンバー落ち。『マルカ』紙でのコメントがヌーノ監督の逆鱗に触れたと噂されてきた。
なお、これまでネグレドを招集外にする度に「戦術的な理由によるもの」と繰り返し主張してきたヌーノ監督は、試合前日会見では「私にとってはチームの全選手が選択肢であり、その中から最高のメンバーを選んで試合に臨む」と若干態度が軟化したとも見受けられる姿勢を示している。
By WOWOW