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タイ代表ティティパンがバンコク・ユナイテッドに加入…噂されていたJリーグ再挑戦は実現せず

2021.08.19

[写真]=Getty Images

  Jリーグへの再挑戦を望んでいると報じられていた元大分トリニータでタイ代表MFティティパン・プアンチャンが、タイリーグ1部のバンコク・ユナイテッドに移籍することが発表された。

 ティティパンは2019年にバンコク・グラス(現BGパトゥム・ユナイテッド)から大分にレンタル移籍で加入し、J1リーグ戦20試合に出場。昨シーズンはBGパトゥム・ユナイテッドに復帰し、主力としてクラブ初のリーグ制覇に貢献した。同クラブとの契約は今年末まで残されていたが、金銭面の条件が折り合わなかったため契約延長はせず、移籍が確実視されていた。

 現地メディアによればティティパン本人はJリーグへの再挑戦を望んでおり、同代理人が浦和レッズへの売り込みを行っているとも報じられていた。今年3月には浦和がティティパンの獲得に関心を示しているという噂も浮上していたが、タイリーグ内での移籍が正式発表された。

 バンコク・ユナイテッドへの加入は今年末までは期限付き移籍となり、それ以降は完全移籍で3年半の契約が結ばれる見込みだという。同クラブはタイのビッグクラブの一つだが、前身のバンコク・ユニバーシティ時代の2006年のリーグ制覇以外は主なタイトル獲得がなく、悲願のリーグ制覇を目指している。

文=本多辰成

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