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複数のチームで共演…師弟関係にある監督と選手7組

美しすぎる“師弟関係”を築いた7組の監督と選手 [写真]=Getty Images

 一生に一度のプロサッカー選手生活で最も重要な要素は何か。実力はもちろんのこと、いい出会いに恵まれるか否かも大きいだろう。

 世界に名だたるスーパースターたちも、優れた指導者との出会いがなければ現在の地位を築けていなかったかもしれない。同様に一流と呼ばれる監督たちもまた、才能豊かな選手に出会わなければ良いチームを作ることができず、好成績を収めることはなかったはずだ。

 そして大きな成功を収めたときには、両者に特別な関係性が生まれる。“師弟”関係を築いた監督と選手が揃って移籍したり、数年の時を経て再会したりするのも、サッカー界では珍しくない話だ。

 そこで今回は、欧州4大リーグのクラブに在籍する監督と選手を対象に、複数のチームで共闘した経験を持つ“師弟”のペアを7組紹介する。

写真=Getty Images
 

ルシアン・ファブレ&マルコ・ロイス

 ロイスは2011-12シーズン、ファブレ監督率いるボルシアMGでブレイク。18ゴール9アシストをマークし、ブンデスリーガのシーズンMVPに輝いた。その後は別々の道を歩んだが、2018年夏にファブレ氏がドルトムントの監督に就任し、タッグを再結成。指揮官は「彼は模範的存在だ」と称賛し、愛弟子を新キャプテンに任命した。その期待に応えるようにロイスは活躍を続けており、今季はここまでリーグ戦11ゴール5アシストを記録。ジェイドン・サンチョやアーリング・ハーランドとともにチームをけん引している。
 

フランク・ランパード&メイソン・マウント

 新生チェルシーを支えるランパード監督とマウントは昨季、イングランド2部のダービー・カウンティで共闘。監督デビューを果たしたランパードが、古巣チェルシーから呼び寄せたのがマウントだった。当時19歳のMFはアイドルとして尊敬する指揮官の下で躍動。チームを昇格プレーオフ決勝まで導くと、今季は恩師とともにチェルシーの復権に尽力している。信頼の高さは数字が物語っており、チームで唯一、プレミアリーグ全試合に出場。ランパードを男にできるのは、“後継者”との呼び声が高いマウントに違いない。
 

アントニオ・コンテ&ヴィクター・モーゼス

 3バックを採用するコンテ監督にとって、幅を取るウイングバックはチームの生命線と言える。守備の局面では5-3-2、攻撃の局面では3-3-4となる“可変システム”を採用するからだ。その重要な役割を完璧にこなし、指揮官から重宝されてきたのがモーゼズである。チェルシーで燻っていたところ、コンテ監督が採用した3バックによって大ブレイク。右ウイングバックに抜擢され、2016-17シーズンのプレミアリーグ優勝に貢献した。そして今冬、モーゼズはインテルに加入してタッグを再形成。2月に行われたミラノ・ダービー(4-2)でアシストを記録するなど、恩師の下で高いパフォーマンスを見せている。
 

マウリツィオ・サッリ&ジョルジーニョ

 元銀行員から大出世を遂げたサッリ監督にとって、ジョルジーニョは自らの哲学を体現する上で最も欠かせない選手だった。中盤の底に陣取って、前後左右にパスを配給。“サッリ・ボール”と呼ばれる華麗なサッカーは、ジョルジーニョと出会ったナポリで一つの完成形を見た。しかし、揃って移籍したチェルシーではヨーロッパリーグ制覇という結果を残しながら、サポーターの信頼を得られず。サッリは今季からユヴェントスの監督に就任した。英国に残ったジョルジーニョは恩師について、「僕の監督ではあったが、友達ではなかった」とコメントしている。
 

マウリツィオ・サッリ&ゴンサロ・イグアイン

 サッリ監督の下、3つの異なるチームでプレーした経験を持つのがイグアインだ。初めて共演したのは2015-16シーズン。イグアインはサッリ監督率いるナポリのエースとして、セリエA歴代最多となる36得点を挙げた。シーズン終了後にイグアインがユヴェントスへ移籍し、一旦は関係が解消されたが、昨年1月にチェルシーを率いていたサッリ監督がラブコールを送ってチェルシーで再会。今季はサッリ監督がユヴェントスの新指揮官となり、教え子と3度目の共闘を果たしている。“打倒ユヴェントス”を掲げて戦っていた両雄が、ビアンコネーロ(ユヴェントスの愛称)の一員としてタッグを組むとは、何とも不思議な話だ。
 

ジョゼップ・グアルディオラ&チアゴ・アルカンタラ

 名将グアルディオラの愛弟子の一人は、バイエルンに所属するチアゴだろう。バルセロナの下部組織出身で、グアルディオラ政権下の2009年にトップチームデビュー。2010-11シーズンには、公式戦17試合に出場して、リーガ・エスパニョーラとチャンピオンズリーグ(CL)の2冠を達成した。2013年には、恩師が率いるバイエルンに加入。“ペップ流”を知る強みを生かしてプレーメーカーとして活躍し、ブンデスリーガ3連覇に貢献した。
 

カルロ・アンチェロッティ&ハメス・ロドリゲス

 イタリア、イングランド、フランス、ドイツの欧州主要4カ国でリーグ優勝歴を持つ名将が、いま強く再会を望んでいるとされるのがJ・ロドリゲスである。2人はレアル・マドリードとバイエルンで2度にわたって共闘。その縁もあり、アンチェロッティ監督はエヴァートンの補強ターゲットとして、コロンビア代表MFをリストアップしているという。ナポリを率いていた昨年夏にも獲得を熱望したが実現せず。再チャレンジとなる今夏は再会実現となるのか、要注目だ。
    

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