2014.07.30

バルサ、15億円の無駄遣い…ケイリソンを一度も起用せず無料で放出

ケイリソン
ケイリソン(左)は現在、古巣のコリチーバでプレーしている [写真]=Getty Images

 昨シーズン、6年ぶりの無冠に終わったバルセロナ。今夏は、セスク・ファブレガスやアレクシス・サンチェスなど、それまでの主力を放出して戦力の大刷新を行っている。そんな中、獲得に15億円を費やしながら一度も起用することなく、今夏に無料で放出した選手が存在する。

 その彼の名前は、ケイリソン。“ロマーリオ2世”との触れ込みで、2009年7月にバルセロナがパルメイラスから獲得したブラジル人FWだ。バルセロナは、当時20歳だったケイリソンを5年契約で獲得。だが、黄金期真っ只中にあったチームの構想には入らず、クラブは同選手を1年契約でベンフィカにローン移籍させた。ところが、ケイリソンはポルトガルの地でレギュラー争いに敗れて戦力外となってしまい、ここから転落人生を歩むこととなる。

 ベンフィカとの契約満了を待たずしてバルセロナに帰還したケイリソンは、2010年1月にはフィオレンティーナにローン移籍した。だが、今度は半年契約を満了したものの、目立った活躍はできず、2010年7月には1年契約でサントス、翌年の8月にはクルゼイロへとローン移籍を繰り返した。そして、2012年3月には、古巣コリチーバへの復帰が決定。それは、バルセロナ加入から2年半で通算5度目となるローン移籍だった。それ以来2年間の契約を全うした今夏、ケイリソンは晴れてバルセロナとの契約を満了し、コリチーバに完全移籍することとなった。

 なお、ケイリソンのように、バルセロナと契約を結びながらも、実際にプレーすることがなかった選手としては、現在ナポリに在籍するブラジル代表DFエンリケの名前が挙げられる。とはいえ、ケイリソンの場合は、プレシーズンマッチの出場すら叶わなかった。これはバルセロナの歴史において、稀なケースと言える。

「ケイリソンが、バルセロナのユニフォームに袖を通すのを見たことがあるファンは、人生の中でも極めて貴重な体験をしたと記憶しておくべきだ」

 今回の退団に当たって、地元メディアのなかにはそう皮肉る記事もあったほど。バルセロナにとっては、15億円が紙くずとなって消えた瞬間だった。

(記事/Footmedia)

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