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久保建英が感じるW杯イヤーの「焦り」…ブラジル戦に向けては「やれると思っている」

2022.06.04

パラグアイ戦では20分程度の出場にとどまった久保 [写真]=金田慎平

 日本代表のMF久保建英(マジョルカ)が4日にメディア対応を実施し、自身の現在の状態やブラジル代表戦に向けての意気込みなどを語った。

 代表合流後に左足首を負傷した影響もあり、2日のパラグアイ代表戦(○4-1)では20分ほどのプレー時間にとどまった。久保自身は「焦りも出て、本来の自分の良いプレーは出せなかった」と感じているようだ。心境の変化はワールドカップイヤーに突入したことも関係しているという。

「代表に帰ってきて、いったんフラットな状態からの1試合目で、自分の立ち位置は嫌でも見えてしまったので。それに対する焦りは正直ありました。普段クラブでは試合に出ていなくても、どこか冷静に出番を待っている自分もいましたけど。この前の試合は色々と考えることがあって、うまく試合に入れなかったかなと」

 自身の存在をアピールするためにも、6日に行われるブラジル代表との一戦は自身にとって非常に重要な位置付けとなる。久保は2日に行われたブラジル代表と韓国代表の一戦を見て、「世界ランク1位のチームが調子いいとこうなんだなという印象を受けた」と話した。調子の良いブラジルとやれるのは自身にとっても絶好の機会。「僕からしたら、こんなに格上のチームと代表で試合をするのは初めてなので。ワクワクしています」と話した後、大一番に向けた自信を示している。

「ビッグゲームで自分の出来に満足いかなかったことはないので。そういった意味では僕はやれると思っている。チームがうまくいって僕の出番は無いかもしれないし、残り15分くらいとかで出場することもあると思います。色々な可能性を考えながら、感覚だけは研ぎ澄ませて。出たらやれないことはないでしょうし。僕自信、南米に苦手意識はないです」

 久保自身は4日に21歳の誕生日を迎えた。「そんなに友達にも言われていなくて、友達も少ないので」と冗談を交えつつ、ワールドカップイヤーに向けて意気込み。「スペインやドイツとやれるチャンスは今までのW杯ではなかった。最初から強い相手とやるので、勝てれば強豪国をグループ敗退に追い込むことができる。そういった意味で上を目指していかなければならない日本代表の一員に選ばれるように、まずは残りの5カ月弱を頑張りたい」と語った。

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By サッカーキング編集部

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