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吉田&冨安不在で臨むW杯予選へ…谷口彰悟「いい準備はできている」

2022.01.24

日本代表の谷口彰悟 [写真]=野口岳彦

 日本代表谷口彰悟(川崎フロンターレ)が24日、メディア対応を行なった。

 日本代表は22日にFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選・中国代表戦(27日)およびサウジアラビア代表戦(2月1日)へ臨む日本代表メンバーを発表。キャプテンの吉田麻也(サンプドリア)は負傷により招集が見送られたほか、当初招集メンバー入りを果たしていた冨安健洋(アーセナル)も負傷で不参加となることが23日に発表された。

 不動のセンターバック(CB)である両選手が欠場となることで代役として出場の可能性がある谷口は「とにかく、いつ出番が来てもいいようにというのは継続して準備してきている。それは代表活動だけでなく、自チームのトレーニングでも常に意識しながらやってきている」と語り、次のように続けた。

「今回、CBの2人が来られない状況の中、間違いなくチャンスの機会は増えるだろうと、今回選ばれたCB陣はみんな考えていると思う。チャンスをもらえた選手は、とにかくチームの勝利のためにパフォーマンスを発揮することが一番大事ですし、そこに向けていい準備ができている感覚はあります」

 中国戦、サウジアラビア戦に向けては「まずは勝ちたいですし、勝つためにできることをすべて出すことは変わらない。自分のアピールはほとんど考えていなくて、とにかく勝つことを最優先に考えているし、そのためにできることをやる。その整理は比較的できている」と勝利を誓った。

 日本代表ではこれまで公式戦通算5試合出場と出場機会は多くない谷口だが、所属する川崎Fでは主将としてチームを牽引し、2021明治安田生命J1リーグでは2年連続4回目となる優勝に貢献している。

 自身の強みについては「駆け引きの部分や細かいポジショニングはきちっとやっていかないと、Jリーグではすぐ点を取られてしまう。そういうところは海外でやっている選手と比べると自分の方ができるという自信もある」と明かし、「スピードやパワーといった単純なところは海外でやっている選手は慣れているかもしれないですけど、そこだけじゃない部分もDFはたくさんある」と自信を覗かせた。

 さらに、「自チームで中心としてやっている自負はある」ことを強調した谷口。「いかなる時でも試合に出て、パフォーマンスを発揮しないといけないという責任感とか。自分のパフォーマンスやコンディションを抜きにしても、勝つために何をしなければいけないのかというところは普段から鍛えられているつもりではいる。そこは必ず、代表活動にいきてくると思う。そこは海外だろうが、国内だろうかあまり変わらない。自分が今までやってきたことを自信を持ってやることが大事だと思う」と意気込みを語った。

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By サッカーキング編集部

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