取材に応じた守田 [写真]=Getty Images
日本代表MF守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)がオンラインで取材に応じた。
日本代表は11日にキリンチャレンジカップ2021でセルビア代表と対戦する予定。これまでのアジアの国とは違い欧州の国との対戦となるが守田は「個人として欧州のチームとやるのは初めて。アジアの相手より強くなると思いますしどういう形でくるかはわからないですけど、3バックや最近やった相手とはシステム上は違うものになるかもしれない。半年ポルトガルでやってきた成長が試される良い場だと思うので見定めながら、活躍して勝利に貢献できれば、その先の成長につながると思うので見せ場だなと思います」と印象を語った。
その上で「楽しみです」と語った同選手は「やったことで経験として生きると思うので位置づけについてパッと応えることはないですけど、欧州(のクラブ)でやってきた中で欧州勢と初めて試合するのが楽しみだし、半年間の成長を試す場なので、個人としても大事な試合になると思います。アジアの相手とは力の差がある中での試合になる。相手がベストパフォーマンス、ベストな選手でやってくるかはわからないですけど、体格差などそういった部分ですごくレベルの高い試合になると思うので率直に楽しみです」とコメントした。
また、川崎フロンターレから海を渡りポルトガルでプレーする守田。海外でのプレーについても触れ、次のように振り返った。
「主にメンタル面(の変化)が大きかったと感じます。もともと川崎でもそうだったんですけど、自分から発信したりするタイプではなかったが、ああしたい、こうしたいと積極的に自主的に話すようになってから人を活かす、人に合わせることも得意だったが、自分が活躍、自分がこういうことができると認めてもらうためには、生かしてもらうことも大事だと感じたので僕のスタイルとして、同じような考え方、プレースタイルのウマが合う選手が数人必要だったので、そういう選手とサッカー観とかを話ながら生き抜くためにコミュニケーションを取ることは日本にいたときよりもできるようになったことです」
「合わせるのではなく、わかりきっているだろうと思っていたことがずれやひずみがあったりしたので、明確にするためにコミュニケーションとして話すことができるようになったと感じます。システム上(川崎では)アンカーをやっていたりしたので、チームプレーでの役割が強かった分、ボックスに入る動き、ゴールに絡んでいくシーンは目立たたなかったんですけど、もともと好きだったので。今は2ボランチでやっていて、得点に絡むことが大事だと感じていたので、代表でもボックスまで走って得点、アシストをすることが個人としても大事ですし、それが勝利への貢献につながるので、あらかじめできていた部分と成長の両方があると思います」
By サッカーキング編集部
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