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日本代表、E-1優勝をかけて韓国との大一番! 試合前に知っておきたい7つのこと

2019.12.18

東アジア王者の座をかけて日本代表と韓国代表が対戦する [写真]=Getty Images

 日本代表は18日、EAFF E-1サッカー選手権2019決勝大会の第3戦を迎える。10日の中国代表戦は2-1、14日の香港代表戦は5-0と、日本は2連勝スタート。現時点で首位に立っている。

 東アジア王者の座をかけた最終戦の相手は、“永遠のライバル”である韓国代表だ。宿敵との大一番を制して、優勝を飾ることができるのか。ここでは、試合前に知っておきたい7つの情報を紹介する。

■アベック優勝がかかった一戦

なでしこジャパン

17日にE-1制覇を果たしたなでしこジャパン [写真]=Getty Images

今夜のゲームは、優勝決定戦となる。日本と韓国は共に開幕2連勝。得失点差で韓国(+3)を上回る日本(+6)が首位に立っており、この試合に引き分け以上で優勝が決まる。過去7回開催されているE-1サッカー選手権において、日本が優勝したのは2013年大会の1度のみ。対する韓国は史上最多4度の優勝を誇り、過去2大会連続で王者に輝いている。3大会ぶりの優勝を狙う日本か、それとも初の3連覇がかかる韓国か。17日には“なでしこジャパン”が優勝を飾っており、日本は初のアベック優勝を目指して戦う。

■“森保ジャパン”にとってはリベンジマッチ

韓国代表

昨年、ソン・フンミンら擁する韓国に敗れたU-21代表 [写真]=Getty Images

“タイトルのかかった日韓戦”と言えば、昨年夏に開催されたアジア競技大会が思い出されるかもしれない。森保一監督のもとU-21代表として臨んだ日本は、U-23代表にオーバーエイジ枠のソン・フンミンらが加わった韓国と決勝で激突。上田綺世がゴールを挙げたものの、延長戦の末に1-2で敗れ、2大会ぶりの優勝を逃した。今大会のメンバーの中では上田のほか、小島亨介、遠藤渓太が当時の韓国戦に出場。森保監督、そして3選手にとっては、昨年の借りを返す絶好の舞台となる。

■A代表は2年ぶりの対戦

日本と韓国のA代表が対戦するのは2年ぶりのこと。前回もE-1サッカー選手権決勝大会(2017年)の第3戦で激突した。味の素スタジアムで行われた試合では、昨年までヴィッセル神戸でプレーしていたチョン・ウヨンにゴールを奪われるなど、1-4で完敗。ホスト国として臨んだ日本だが、目の前で韓国に優勝をさらわれた。なお、直近3回の日韓戦はすべてE-1サッカー選手権決勝大会で実現しており、1勝1分け1敗と五分の成績を残している。今回はどんな結末を迎えるだろうか。

■セットプレー頼みの韓国代表

今大会、韓国は香港に2-0、中国に1-0と、2試合連続の完封勝利を収めた。しかし、3得点はすべてもセットプレーから奪ったもの。流れの中から何度も決定的なチャンスを作るものの、シュートが枠に飛ばないシーンが散見される。セットプレー以外からの得点がここ5試合連続でなく、流れの中から得点を奪ったのは10月10日のW杯アジア2次予選・スリランカ戦(8-0)まで遡らなければならない。韓国メディアは攻撃陣の決定力の低さを批判しており、日本を倒すためにはプレーの精度を上げることが必要だと分析している。

■日本は初めて戦うスタジアム

釜山アジアドメインスタジアム

釜山アジアドメインスタジアム [写真]=Getty Images

今夜の日韓戦の舞台となるのは、韓国の釜山にある『釜山アジアドメインスタジアム』。2002年のアジア競技大会と同年の日韓W杯のために建設されたスタジアムであり、W杯では3試合が行われた。韓国は今大会の全3試合を同スタジアムで行うのに対し、日本はA代表史上初めてここを舞台に戦う。ここまで観客数の伸び悩みが話題となっているが、日韓戦ともなればスタンドは韓国サポーターで埋まることになるだろう。完全アウェイの雰囲気のなかで、普段どおりのパフォーマンスを発揮できるかが日本のカギとなりそうだ。

■2人のJリーガーに要注目

ナ・サンホ、キム・ヨングォン

(左)ナ・サンホと(右)キム・ヨングォン [写真]=Getty Images

今大会はFIFA(国際サッカー連盟)が定める国際Aマッチデーでの開催ではないため、日本同様、韓国もソン・フンミン(トッテナム)やファン・ヒチャン(ザルツブルク)といった海外組を招集できていない。そんな中、二人のJリーガーがチームをけん引している。攻撃陣では、FC東京に所属するナ・サンホが2試合連続フル出場を果たし、香港戦ではゴールを奪った。また、ガンバ大阪のキム・ヨングォンは中国戦にキャプテンマークを巻いて出場。2019年のJ1リーグ32試合に出場した同選手は、センターバックとしてチームの無失点勝利に貢献した。日本サッカーを熟知する二人には要注目だ。

■ベント監督は背水の陣

パウロ・ベント

韓国代表を率いるベント監督 [写真]=Getty Images

この試合は韓国代表を率いるパウロ・ベント監督にとって初めての日韓戦となるが、自らの進退がかかった重要な一戦でもある。日韓W杯にも出場した元ポルトガル代表MFは、昨年8月に就任。しかし、今年1月から2月にかけて行われたアジアカップでは準々決勝で敗退。9月から始まったカタールW杯のアジア2次予選でも2勝2分けでグループ2位に甘んじるなど、低調なパフォーマンスが続いている。韓国国内では多くの批判にさらされており、日本に敗れて大会3連覇を逃すようなことがあると、進退問題に発展する可能性があるようだ。“絶対に負けられない戦い”である日韓戦だが、指揮官にはさらに大きな重圧がかかっている。

(記事/Footmedia)

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