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子どもたちとふれあった日本代表の中島…「子どもの頃にプロ選手とサッカーをするのがすごく楽しかった」

2019.10.07

さいたま市の子どもたちとミニゲームなどでふれあった中島翔哉

 日本代表が7日、FIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選のモンゴル代表戦に向けて合宿をスタートさせた。

 初日のこの日はトレーニングに先立ち、地元・さいたま市の子どもたちとミニゲームなどでふれあい交流を行ったが、その中でひときわ笑顔を見せていたのが中島翔哉だった。「自分たちにとっても、子どもたちにとっても、いい経験になったと思います」。感想を聞かれた中島がこう語ると、自身の過去の体験を口にした。

「自分も子どもの頃にプロ選手とサッカーをするのがすごく楽しかった思い出があります。監督自身もこういうことを大切にする監督だと思うので、チームとしてこういう活動を大切にできたことが良かった」

 大人になった今でもしばしば“サッカー少年”にたとえられる中島だが、今回の招集では攻撃陣の主軸である大迫勇也がケガで不在。代わりに、中島には攻撃陣をけん引する役割に期待が集まるが、それについては「あんまりそういうのはもともとないですし(苦笑)。実績とか、自分よりもある選手が他にいるので引っ張ってもらいながらやっています」と苦笑いした。

 それでも、大迫不在の穴はみんなで埋めるしかない。「出る選手によって違いはありますけど、それが良い悪いではなく、自分もそうですけど、代わりに出た選手で力のある選手もたくさんいる」とした上で、「ただ特長が違うので、もちろん違いは出ると思いますが、それもサッカーの一つだと思います」と力強く語った。

 常に謙虚な姿勢を忘れない中島。「どんな相手に対しても常に自分の最高の状態を作って試合に臨めるようにしていきたいし、ベストなパフォーマンスを出せればいい」。宣言こそしなくても、ピッチの上で表現する。帰ってくるたびに大きくなる体が、そう語っているようだった。

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