2019.09.10

日本のW杯予選初戦の相手、ミャンマー代表について知っておきたい7つのこと

今夜、日本代表はミャンマー代表と対戦する [写真]=Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 2018 FIFAワールドカップ ロシアから1年強。次のワールドカップへ向けた予選が早くもスタートする。日本代表は、10日に行われる2022 FIFAワールドカップ カタール・アジア2次予選でミャンマー代表と敵地で対戦。7大会連続の本大会出場へ向けた重要な初戦となるが、相手は一体どんなチームなのか。今回は、ミャンマー代表について知っておきたい7つの情報を紹介する。

■サッカーが大人気

ミャンマーにおけるサッカー熱は非常に高い [写真]=Getty Images

ミャンマーは東南アジアのインドシナ半島西部に位置し、タイや中国と国境を接する共和制国家だ。1948年にイギリスから独立した当初は「ビルマ」と呼ばれていたが、1989年に国名を変更して「ミャンマー」となった。南北に長い国土が特徴で、エーヤワディー川をはじめ、多くの河川が国全体に流れている。日本との時差は2時間半で、今回の試合は現地時間18時50分、日本時間21時20分にキックオフ予定。サッカーはミャンマーでも国民的スポーツであり、特に夜になると街中でサッカーに興じる人々の姿が見られるという。

■東南アジアの古豪

かつてはアジアの舞台で好成績を残したことも [写真]=Getty Images

今年7月に発表された最新のFIFAランキングは135位。5チームが同居するグループFでは、日本(33位)、キルギス(95位)、タジキスタン(119位)に次ぐ4番目の順位となる。ワールドカップ本大会に出場したことはなく、2018 FIFAワールドカップ ロシアはアジア2次予選で敗退した。ただし、1960年代にはアジアレベルで好成績を残しており、1968年のAFCアジアカップで準優勝。かつてA代表が参加していたアジア競技大会では、1966年と1970年に2連覇を果たすなど、東南アジアの古豪として知られている。

■過去の対戦は?

1989年に国名が「ミャンマー」に変わってから、日本とは一度だけ対戦したことがある。1994年に広島で開催されたアジア競技大会のグループステージで激突。高木琢也氏、北澤豪氏、岩本輝雄氏、柱谷哲二氏、澤登正朗氏のゴールによって0-5で敗れ、ミャンマーは最下位でのグループステージ敗退が決定した。日本は首位でグループ突破を果たしたものの、決勝トーナメント1回戦で韓国に敗れて、自国開催のアジア競技大会で優勝を逃すこととなった。

■久保と板倉には馴染みの会場

久保(左)と板倉(右)は、相性の良いスタジアムで今夜の試合を戦う [写真]=Getty Images

今回の試合会場は、ミャンマー最大の都市ヤンゴンにある『トゥウンナスタジアム』。約3万人を収容可能で、今年3月にはAFC U-23選手権の予選が開催された。久保建英と板倉滉はU-22日本代表の一員として同大会に参加し、マカオ、東ティモール、ミャンマーと対戦。いずれの試合も『トゥウンナスタジアム』で開催され、3戦全勝、21得点無失点という圧倒的な成績で本大会出場権を獲得した。ただ当時は乾季だったため、雨季の終盤である現在とは天候やピッチ条件が全く異なる。突然のスコールでグラウンドが水浸しになったときにどう対応するかは、日本にとって大きなカギとなる。

■アジアを熟知する指揮官

ミャンマー代表を率いるのは、モンテネグロ出身のミオドラグ・ラドゥロヴィッチ監督。1967年10月生まれで、森保一監督(1968年8月生まれ)と同じ51歳だ。2002年から2006年にかけて、セルビア・モンテネグロの年代別代表監督やアシスタントコーチを歴任。チェルシーで活躍し、現在はゼニトに所属するDFブラニスラフ・イヴァノヴィッチは教え子にあたる。2015年から今年2月まではレバノン代表監督を務め、AFCアジアカップ2019にも出場。グループステージ敗退に終わったが、ラウンド16で日本と対戦する可能性があったため、“サムライジャパン”のこともよく知っているという。ミャンマー代表監督には今年4月に就任したばかりだが、過去にはクウェートやカザフスタンのクラブチームを率いた経験もあり、アジアのサッカーを熟知している指揮官だ。

■注目選手は?

アウン・トゥ(左)とチョー・コー・コー(右)には要注意だ [写真]=Getty Images

ミャンマー代表の攻撃を牽引するのは、23歳のFWアウン・トゥ。2014年には母国を初のU-20ワールドカップ出場に導き、翌年のASEAN最優秀若手選手にも選出されたアタッカーだ。今年からタイの強豪ムアントン・ユナイテッドでプレーするが、移籍発表前には北海道コンサドーレ札幌が「第2のチャナティップ」として関心を寄せているとの報道もあった。また、10番を背負うFWチョー・コー・コーにも要注意。憧れのプレーヤーはロナウジーニョだと語る同選手もタイで活躍する“海外組”であり、抜群のスピードを誇る点取り屋だ。ミャンマーは5日に行われたワールドカップ2次予選の初戦で、FIFAランキング187位のモンゴルに0-1の敗戦を喫した。予選での初勝ち点を獲得すべく、日本戦は高いモチベーションで臨んでくることが予想される。

■ミャンマーリーグで活躍する日本人

ミャンマーにもサッカーのプロリーグが存在し、シャン・ユナイテッドにはMF中村玲央が所属している。中村はこれまでにカンボジア、ラオス、モンゴル、インドのクラブを渡り歩き、今年からシャン・ユナイテッドでプレー。チームはシーズン残り1試合という時点でリーグ首位に立っており、ミャンマーリーグ制覇が目前に迫っている。また、リーグ最多優勝を誇るヤンゴン・ユナイテッドには、今年8月までMF内田昴輔が所属。内田は大分トリニータやFC琉球でのプレー経験を持つ元Jリーガーで、2017年にヤンゴン・ユナイテッドに加入すると、昨年はリーグ戦と2つの国内カップ戦で優勝。ミャンマー史上初の国内三冠を達成した。

(記事/Footmedia)

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