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好調の大迫勇也、“NMDトリオ”と好連携「3人が自信を持ってやればチームは生きる」

2019.09.06

パラグアイ戦で先制点を決めた大迫勇也 [写真]=兼子愼一郎

 日本代表は5日、キリンチャレンジカップ2019でパラグアイ代表と対戦し、2-0で勝利を収めた。先発出場したFW大迫勇也(ブレーメン)は67分までプレーし、先制点を挙げて勝利に貢献した。

 大迫はブンデスリーガで2試合連続、計3ゴールを決めて代表に合流。この試合でもいきなり好調ぶりを示し、23分に長友佑都のクロスを左足ダイレクトで合わせて先制点を挙げた。「長友さんからいいボールが来たので、当てることだけを考えて打ちました。1点取れてチームとして楽になったのですごくよかった」

 2列目の中島翔哉、南野拓実、堂安律の“NMDトリオ”とも好連携を見せた。「カウンターもいいチャンスもたくさんできたし、距離感に関してはすごく良かった」と大迫も手応え。

「この4人で結構やってきているので、考えすぎず、感覚的なところを合わせていければ、チャンスは自然と増えると思う。中盤3人が自信を持ってやれば、このチームは一番生きると思うから、そこはうまくやりながらですね」

 その一方で課題については「3点目ですね」と断言。「2-0だと相手に(点を)取られると、バタバタしてしまうゲームになるので、3点目を取りきる力をもっと意識したい」とさらなる得点に意欲を燃やした。

 次の試合は、10日に敵地で行われるワールドカップ・アジア2次予選初戦のミャンマー戦。思い入れのある古巣・鹿島アントラーズの本拠地カシマスタジアムでゴールを決めた大迫は、「僕にとっては特別なチームなので、そのスタジアムで点を取れて気分的にもいい状態で次に臨めると思う」とさらなる弾みをつけた。いよいよ始まるW杯への戦いで、好調のエースがチームをけん引してくれるはずだ。

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