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W杯初戦で激突のコロンビア、大手紙が日本の敗戦を報道「残念なイメージを…」

2018.05.31

ガーナに0-2で敗れた日本代表 [写真]=兼子愼一郎

 日本代表は30日、日産スタジアムで行われたキリンチャレンジカップ2018でガーナ代表と対戦し、0-2で敗れた。2018 FIFAワールドカップ ロシアのグループリーグ初戦で日本と初戦で対戦するコロンビアの大手紙『エル・ティエンポ』が、スペインの通信社『EFE通信』配信の記事を引用しつつ、ガーナ戦の内容を伝えている。

 日本を出発する前最後となった今回のテストマッチについて、同記事は「コロンビア代表との初戦(6月19日)まで1カ月を切っている中で、日本代表は残念なイメージを示す結果となった」と論評。「W杯出場を逃しながら、はるかに優れた戦いを見せたガーナ相手に自滅した」と続け、“自らのミス”が大きな敗因となったことを報じている。

 指摘されたミスについては、以下のように記されている。まず1失点目のMFトーマス・パーティーのFK弾では「シュートは、明らかに悪い配置だった日本の壁の間を抜けた」と、FKに対する壁の作り方の甘さに言及している。また、2失点目となったFWエマニュエル・ボアテングのPKについては「日本のGKによるペナルティーエリア内での明白かつ不必要なファウルがあった」と指摘。PKの判定に繋がったGK川島永嗣(メス)のプレーをバッサリと斬っていた。

 守備にミスが生じた一方で、攻撃については「ボールを持ち、長友(佑都)や原口(元気)のスピードを活かしたサイド攻撃を展開した」と記述。しかしながら「精度の低さやFW陣の決定力不足によって、ペナルティーエリアへのクロスはあまり危険でないものに終わっていた」とも指摘されている。

 記事の終盤では、「W杯に向けた仕上がりと、新指揮官のプレーの枠組み(3バック)に対する“強い疑念”を残したまま、彼らは試合を終えた」と記された日本代表。W杯前のテストマッチはスイス代表戦(6月8日)とパラグアイ代表戦(同12日)の2試合が組まれているが、本大会までに“強い疑念”をどれだけ払拭することができるのだろうか。

(記事/Footmedia)

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