リハビリとして合宿に参加した山口蛍
6月のキリンカップに向けて、日本代表の欧州組による事前合宿が24日に千葉県内でスタートした。
今回の合宿には、3月29日に行われた2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次予選のシリア代表戦で鼻骨骨折および左眼窩底骨折の重傷を負ったハノーファー所属のMF山口蛍もリハビリとして参加。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は山口の状態について、「骨に関しては治ったと聞いている。あとはメンタルの問題だ。本当に恐怖心がなくコンタクトできるかどうか。我々と今トレーニングしているのは次のシーズンに向けてっていうことも含まれている」と、順調に回復しているとした上で、ケガの原因となった接触プレーへの恐怖心を取り除くことが必要だとの見解を示している。
また、「先日、彼が私のオフィスに来てディスカッションしたが、ドイツでの1年目は本当に適応するのが難しかったと思う。とにかくドイツに残ってやったほうがいい。2部リーグだとしてもレベルは高いので。2部でやったとしても、1部にしっかりと上げるということが目的になってきますし、彼がどこのクラブに行くかは分かりませんが、そうなったとしても向こう(ドイツ)はコンタクトがしっかりあって、それに対して準備をしていこうと(話した)」と、所属先のハノーファーが降格したことで去就が不透明となっている点についても言及。2部リーグだとしてもドイツでのプレーを続けるべきだと主張した。
By サッカーキング編集部
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