フル出場して1アシストを記録したMF原川力(中央) [写真]=Getty Images
U-23日本代表は16日、リオデジャネイロ・オリンピックのアジア最終予選を兼ねたAFC U-23選手権カタール2016のグループステージ第2戦でU-23タイ代表と対戦し、4-0で快勝。2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。
川崎フロンターレMF原川力は同試合にフル出場し、49分に左足クロスでファジアーノ岡山MF矢島慎也のチーム2点目をアシスト。しっかりと結果を残したものの、原川は自身の出来について「スルーパスを何本も(DFに)引っ掛けてしまった。そこを通していたら、トヨ(豊川雄太)のところも、(矢島)慎也のところも1点ものだった。そこの質にこだわらないといけない」と反省の弁を残した。
途中出場した朝鮮民主主義人民共和国とのグループステージ初戦に続いて、今節では先発メンバーとしてピッチに立った原川。先の経験が生きたのだろう。「1試合出るだけで気持ちが多少楽になったし、初めての先発でしたけど、落ち着いてできたと思う」と2試合目の余裕を感じさせた。これで決勝トーナメント進出を決めたが、獲得すべき大きな目標はまだまだ先にある。原川自身も「目の前の1勝を大事にしている。まだ(グループステージの)3試合目もあるし、そこも勝って(決勝まで)しっかり6勝してオリンピックに行きたい。6勝にこだわっていきたいと思う」と次戦以降を見据えていた。
U-23日本代表は次戦、19日にU-23サウジアラビア代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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