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WEリーグ参入決定のC大阪堺が会見…「1年目から優勝を目指す」

2022.09.15

会見に出席した山田代表理事、筒井、田畑、小山、佐伯部長(左から)[写真]=Photoraid

 15日、セレッソ大阪堺レディースが「WEリーグ参入決定記者会見」を行った。前日の14日に公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)が2023-24シーズンからの「WEリーグ」入会を承認したことを受けてのもので、会見には一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブの山田耕一郎代表理事をはじめ、筒井梨香、田畑晴菜、小山史乃観の3選手も出席した。

 まずは山田代表理事が「セレッソ大阪は男女ともにプロリーグに属するチームとなり、大阪のシンボルとして、アジア、そして世界に咲き誇るクラブになることはもちろん、WEリーグが目指す女性活躍社会を実現するべく、サッカーを通して表現していきたい」と決意を表明。

 WEリーグ参入決定の感想を問われた選手たちは、それぞれ次のように回答した。

DF 4 筒井梨香
「私自身、セレッソに入団して11年目。このチームでプロになれることをすごくうれしく思います。(2023-24の)リーグが始まるまで1年あるので、まずは今、戦っているなでしこリーグ1部をいい順位で終えることを目標として頑張っていきます。皇后杯は優勝できるように頑張ります。皇后杯でいい成績を残して、WEリーグに挑戦したいです」

DF 3 田畑晴菜
「まずはじめに、WEリーグに参入するにあたって、クラブの関係者様やスポンサーの皆様などたくさんの人が動いてくださいました。かかわってくださったすべての方々に感謝しています。ずっと憧れであったWEリーグという舞台にセレッソ大阪堺レディースとして参入できることを大変うれしく思います。
 私の同級生もWEリーグで試合に出たり、活躍している姿を見て、とても刺激をもらっていましたし、早くWEリーグでプレーしたいと思っていたので、WEリーグでプレーするのが待ち遠しいです。これからはプロリーグに参戦する以上、より結果を求められると思うので、チームとしても、個人としても、結果にこだわってやっていきたいです。そして、セレッソらしいアグレッシブなサッカーで、見ていてワクワクするようなサッカーをして、たくさんの人に応援してもらえるようなチームになれるように全員で頑張っていきます」

DF 10 小山史乃観
「まずいろいろな方のおかげで、プロとしてサッカーができる環境を作っていただいたことに感謝しています。関西、および西日本はWEリーグのチームが少ないので、1チーム増えたということで、関西からも女子サッカーを盛り上げていきたいと思います。WEリーグを含め、女子サッカーがもっと盛り上がるように頑張っていきます」

 クラブとしては、「2025年シーズンのWEリーグ優勝」を目標に掲げるも、参入初年度の23-24シーズンの目標を問われた3選手は「1年目のシーズンから優勝を目指す」ときっぱり。

 日本屈指の育成型クラブであるセレッソ大阪堺レディースが、WEリーグに新たな風を吹き込む。

By サッカーキング編集部

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