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経験を未来に…主将・宮間「それぞれが女子サッカーの代表として」

2016.03.09

北朝鮮戦に出場したなでしこジャパン主将MF宮間あや [写真]=Getty Images

 リオデジャネイロ・オリンピック 女子サッカー アジア最終予選の最終節が9日に行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)女子代表を1-0で下した。

 雨が降りしきる中、試合は後半に入ってもスコアが動かないまま終盤へと差し掛かる。そして迎えた80分、宮間あやが左サイドから上げたクロスに岩渕真奈がヘディングで合わせ、なでしこが先制。その後、北朝鮮の反撃を無失点に抑え、大会を勝利で締めくくった。

 試合後、インタビューに応じた宮間は、「雨の中、(五輪の)切符を逃したにも関わらず、たくさんの人に集まっていただいいて、申し訳無さと嬉しさで気持ちがいっぱいです」と、複雑な胸の内を明かした。そして試合については、「全員の気持ちが乗っていたと思う」と振り返り、「頑張るのは当たり前。試合に勝てないと頑張ってないと思われてしまうので、これからも結果を大事にしていきたいと思います」と述べた。

 また、チームをまとめるキャプテンとして、「1試合1試合のがしてしまった申し訳無さで胸はいっぱいでした」と話した宮間だが、「1人では背負ってないので。私たちはチームなので」と、責任を1人で背負うことはないと主張している。

 そして今後について、「本当にたくさんの経験をした選手が多いと思うので、それぞれが女子サッカーの代表として、今後も頑張っていかなければいけないと思います」と、今大会で悔しい思いをした選手一人ひとりが、次につなげていかなければいけないと語り、サポーターに向けて「オリンピックの切符を逃してしまい、申し訳ありませんでした。これからもサッカーは終わらないので、応援よろしくお願いします」とメッセージを送った。

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