2016.03.04

なでしこ五輪出場は絶望的…中国に敗れて初勝利ならず、大儀見&宮間も号泣

横山久美
中国戦に先発出場したなでしこFW横山久美 [写真]=Getty Images
サッカー総合情報サイト

 リオデジャネイロ・オリンピック 女子サッカー アジア最終予選の第3節が4日に行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)と中国女子代表が対戦した。

 同予選は2月29日から3月9日にかけて大阪府で開催。日本、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)、オーストラリア、中国、韓国、ベトナムの計6チームが参加し、総当たりのリーグ方式で、上位2カ国にリオ五輪の出場権が与えられる。

 4大会連続の五輪出場を目指すなでしこは、初戦でオーストラリア相手に1-3の敗戦。続く韓国戦も1-1の引き分けに終わり、大会未勝利が続いている。現状では自力での突破が消えているため、リオ五輪出場には残りの3試合を3連勝で終えることが求められる。まずはこの試合で初勝利を挙げたいところだ。一方、中国は初戦のベトナム戦を2-0で制したが、第2戦北朝鮮を1-1で引き分けている。なでしこは前の試合から3名を入れ替え、DF鮫島彩、MF阪口夢穂、中島依美がスタメンに名を連ねた。

 最初にシュートまで持ち込んだのは中国。5分、右サイドのウー・ハイイエンがエリア手前右から左足でクロスボールを上げると、ゴール前のワン・シャンシャンが合わせたが、ここはGK福元美穂がなんとか弾き出した。

 14分、中盤左でパスを受けた川村優理が最終ラインへバックパスを出す。人数は足りていたが、田中明日菜と熊谷紗希、GK福元が見合ってしまい、これを拾ったジャン・ルイが左足シュート。これが福元の脇下を抜け、中国が先制点を奪った。

 なでしこは35分にようやくチャンスを作る。右CKを獲得すると、宮間あやの右足クロスから、走りこんだ近賀ゆかりがジャンピングヘッドで合わせたが、ここはクロスバーの上に外れてしまい、得点とはならない。前半は中国が1点をリードしてハーフタイムを迎える。

 追いつかなければいけないなでしこは、後半頭から川村を下げて岩渕真奈を投入した。すると後半立ち上がりの46分、前線で大儀見優季がボールを奪うと、大儀見からパスを受けた宮間がエリア手前からミドルシュート。ボールは枠を捉えたが、ここはGKジャオ・リナがなんとか防いだ。続く55分、宮間からパスを受けた大儀見がエリア手前左から右足シュートを放ったが、ここは枠の右に外れてしまった。

 すると58分に再びスコアが動く。左サイドからエリア手前でパスを受けたグー・ヤーシャが右足ミドルシュートを狙うと、熊谷に当たったボールが浮き上がり、ゴール右上に決まった。なでしこが徐々に盛り返す中で、中国が大きな2点目を獲得した。

 日本は一層厳しい状況に追い込まれたが、すぐさま反撃に出る。65分、岩渕が左サイドの高い位置クロスを入れると、一度カットされたボールを横山が奪い返す。エリア内左で相手DFをかわして右足シュートを放つと、これがゴール左上に決まり、日本が1点を返すことに成功した。直後の68分、なでしこジャパンはここで中島依美を下げ、川澄奈穂美をピッチに送り込んだ。

 続く79分、右CKを獲得すると、宮間が右足でクロスを入れる。ゴール前に飛び込んだ田中がヘディングで合わせたが、ここはGKジャオ・リナがしっかりとキャッチした。87分、なでしこは鮫島彩を下げて高瀬愛実を最前線に入れる。

 終盤はパワープレーに出て同点ゴールを狙ったが、なでしこは最後まで追いつくことができず、中国が2-1でなでしこを下した。なでしこは勝点1のまま変わらず、残り2試合でリオ五輪出場は絶望的となった。試合後には、主将の宮間や大儀見ら主力選手が号泣する場面も見受けられた。

 なでしこジャパンは7日にベトナムと、中国は韓国と対戦する。

【スコア】
なでしこジャパン 1-2 中国女子代表

【得点者】
0-1 14分 ジャン・ルイ(中国女子代表)
0-2 58分 グー・ヤーシャ(中国女子代表)
1-2 65分 横山久美(なでしこジャパン)

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