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終盤の失点で痛恨ドロー…佐々木監督「選手にも皆さんにも申し訳ない」

2016.03.02

なでしこジャパンを率いる佐々木則夫監督 [写真]=Getty Images

 なでしこジャパン(日本女子代表)は2日、リオデジャネイロ・オリンピック 女子サッカー アジア最終予選の第2節で韓国女子代表と対戦し、1-1で引き分けた。試合後、佐々木則夫監督がインタビューに応じている。

 前半から主導権を握ったなでしこだったが1点が遠く、試合は終盤までスコアレスの状態が続く。それでも、58分からピッチに立っていた岩渕が84分に川澄奈穂美からのクロスボールを頭で押し込み、待望の先制点をマーク。しかし、直後にミスから失点を喫すると、残り時間で勝ち越すことはできず、痛恨のドローに終わった。

 2試合を終えて勝ち点「1」と、リオ五輪出場に向けて厳しい状況に立たされたなでしこ。佐々木監督は、「(出場権獲得は)他力になりますけど、なでしこのサッカーをやるしかないですね」とコメント。試合については「選手が(初戦の敗戦から)よく切り替えて前向きにはやってくれたんですけどね、なかなかうまい具合に結果としてでなくて、選手にも皆さんにも申し訳ないなと思うばかりです」と振り返り、悔しさを滲ませた。

「選手は気持ちを持ってやってくれてます」と話すように、途中出場の岩渕がゴールを挙げ、GK福元美穂がPKを阻止するなど明るい材料も見えた。指揮官は「なんとかここで沈まずに前を向いて、3戦すべて勝つという気持ちを持って、その中で結果もついてくると思うので、最後まで諦めずに頑張りたいと思います」と残り3試合での必勝を誓った。

 なでしこは4日に中国と対戦する。

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