2016.03.02

なでしこ、リオ五輪出場に暗雲…終盤に岩渕弾で先制も追いつかれ韓国とドロー

岩渕真奈
なでしこは岩渕(写真)のゴールで先制するも痛恨のドローに終わった [写真]=Getty Images
サッカー総合情報サイト

 リオデジャネイロ・オリンピック 女子サッカー アジア最終予選の第2節が2日に行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)と韓国女子代表が対戦した。

 同予選は、2月29日から3月9日にかけて大阪府で開催。日本、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)、オーストラリア、中国、韓国、ベトナムの計6チームが参加し、総当たりのリーグ方式で、上位2カ国にリオ五輪の出場権が与えられる。

 4大会連続の五輪出場を目指すなでしこは、初戦でオーストラリアに1-3で敗戦。一方の韓国は北朝鮮と1-1の引き分けに終わっており、互いに初勝利を目指す。なでしこは前の試合から6名を入れ替え、GK福元美穂、DF近賀ゆかり、DF上尾野辺めぐみ、DF田中明日菜、MF川村優理、FW横山久美がスタメンに名を連ねた。

 ファーストシュートはなでしこ。開始1分、敵陣高い位置でボールを奪った横山がエリア手前左から右足でミドルシュートを放ったがここは枠の左に逸れた。さらに4分、再び横山がエリア手前左から右足で狙うと、シュートはクロスバーを直撃。こぼれ球にゴール前の大儀見優季が反応したが、ヘディングシュートは枠の上に外れてしまった。

 積極的な立ち上がりを見せたなでしこは15分、左サイド深い位置でボールを持った横山がドリブルでDFをかわして左足でクロス。エリア内中央に走り込んだ川村が頭で合わせたが、枠を捉えることはできなかった。

 試合はなでしこペースで進み、39分には右サイドから攻撃を展開。攻め上がった近賀がエリア手内右から中央に落とすと、走り込んだ上尾野辺が左足でミドル。低い弾道のシュートはDFに当たってコースが変わり、ゴール右方向へ外れた。さらにこのプレーで得た右CKに川村がヘディングで合わせたが、ここはわずかに枠の左へ逸れてしまい、先制点とはならない。このまま0-0で前半を折り返す。

 後半に入り51分、なでしこは左サイド高い位置でパスを受けた横山が巧みな反転でDFを振り切りエリア内へ侵入。シュートまで持ち込んだがここはDFにブロックされた。先制点がほしいなでしこは58分、上尾野辺に代えて岩渕真奈を投入する。

 ところが25分、なでしこはこの試合最大のピンチを迎える。右サイドからクロスが入ると、相手選手と競り合いながら近賀がブロック。しかし倒れ込んだ際にボールが手に触れてしまい、主審は韓国にPKを与えた。だが、キッカーのチ・ソヨンがゴール右に蹴ったシュートを完全に読み切ったGK福元が横っ飛びでセーブ。こぼれ球を右足で蹴り出し、失点を免れた。

 ピンチを凌いだなでしこは77分、横山を下げて中島依美を投入。残り時間でゴールを目指す。

 すると84分、ついに均衡が破れる。右サイドから川澄がクロスを上げると、大儀見と競り合ったGKの頭上を超えたボールを岩渕が頭で流し込み、なでしこが先制に成功した。しかし、このリードを守り切ることができない。87分、右サイドからクロスが入ると、GK福元がDF熊谷紗希とぶつかってしまいキャッチしきれず、こぼれたボールをチョン・ソルビンが押し込み、韓国が試合を振り出しに戻した。

 試合はこのまま1-1で終了のホイッスルを迎え、互いに勝ち点1を分け合うこととなった。

 次節、なでしこは4日に中国と、韓国は同日にオーストラリアと対戦する。

【スコア】
なでしこジャパン 1-1 韓国女子代表

【得点者】
1-0 84分 岩渕真奈(なでしこ)
1-1 87分 チョン・ソルビン(韓国)

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