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「それほど悪くはなかったが」…初戦黒星の佐々木監督「次に切り替える」

2016.02.29

オーストラリア戦を振り返った佐々木監督 [写真]=Getty Images

 リオデジャネイロ・オリンピック 女子サッカー アジア最終予選の第1節が29日に行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)とオーストラリア女子代表が対戦。なでしこは1-3で敗れ、黒星スタートとなった。

 試合後、佐々木則夫監督が記者会見に出席し、敗戦を振り返った。

 佐々木監督は「オーストラリアが非常にアグレッシブなサッカーをしてくることは予想していた。その中で準備をしていたが、“身体を張って相手にゴールを割らせない”というオーストラリアのプレーの前に、なかなかシュートがゴールへ吸い込まれていかなかった」と、オーストラリアを称え、「我々のサッカー自体はそれほど悪くはなかったと思うが、結果として相手が3点、自分たちが1点ということになってしまった。それに尽きる。下を向いているわけにはいかないので、“残り4試合全てに勝つ”という気持ちで切り替えて準備をするだけだと思う」と、次戦以降を見据えていた。

 3失点を喫しての初戦黒星。なでしこは短期決戦を厳しい形でスタートすることとなってしまった。佐々木監督は次戦以降へ向けた修正点を問われ、「大きなポイントとしては、相手が非常にメリハリのあるサッカーをしてきたのに対して、我々のボールの動かし方や仕掛けの部分、フィニッシュの精度を欠いてしまった。次に切り替えていきたい。あまりにもひどい内容、というわけではなかった」と、自分たちのプレー精度に言及。中1日で次戦を迎える日程の中、「大きな改革をすることはできないが、1つ1つの精度を確認しながら、今までやってきたことの精度をもう1回見つめてやっていくしかない」と、話した。

 同予選は、2月29日から3月9日にかけて大阪府で開催。日本、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)、オーストラリア、中国、韓国、ベトナムの計6チームが参加し、総当たりのリーグ方式で、上位2カ国にリオ五輪の出場権が与えられる。次戦、なでしこは3月2日に韓国と、オーストラリアは同日にベトナムと対戦する。

By サッカーキング編集部

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